内容説明
医学部教授が教員免許をとってまで子どもたちに伝えたいこと―それが「がん教育」。人生を強く生き抜く力を今、教える!
目次
「がん」の数字
大切な人が「がん」になったら(「お母さんが、突然乳がんになった」;「お父さんは、働きながらがんとたたかっている」;「おばあちゃんのがんは、もう治らない」)
家族みんなで今すぐはじめよう!がんを予防するために、できること
なぜ今「がん教育」が必要なのか
著者等紹介
林和彦[ハヤシカズヒコ]
1961年、東京都生まれ。医学博士。1986年、千葉大学医学部を卒業し、東京女子医科大学消化器外科に入局。1994年、University of Southern California(USC)留学。2010年、東京女子医科大学化学療法・緩和ケア科教授、2014年、同大学がんセンター長。1996年、『American Society of Clinical Oncology(ASCO)Merit Award』受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamakujira
6
「大切な人が『がん』になったらー子どもと一緒に知っておきたい10のことー」ってタイトルになってるけれど、読メの「Amazon詳細ページへ」から飛ぶと「『がん』になるってどんなこと?」って本が出てくる。で、そのタイトルが見当たらないから、とりあえずこれで登録しておく。初期の乳癌になったお母さん、大腸癌になったお父さん、肺癌で亡くなるおばあちゃん、3家族を通して家族が癌になる事態を考える子供向けの内容だった。死ぬ用意をする時間が持てるから、癌って脳梗塞や事故死よりいいと思うけどな。 (★★☆☆☆)2017/04/09
陽子
5
「小学生からのがん教育」という主旨の本書。読みやすい文章で患ったお父さんやお母さんと、その子どもからの視点で病を捉えている。がん告知が当たり前になった現代、本人のショックはあまり考慮されずに、さらりと伝えられるものなんだと、その体験談から感じた。どのケースも患者本人は自分のことよりもまずは家族のことを心配して悩んでいる。ダブルの辛さがあるものだと、つい大人目線で見てしまった。しかし、二人に一人が発症するという現実。幼い頃から身近な病のがんについて色々知り、健康維持や命の大切さを考えることは重要だと思った。2018/09/19
( ˆᴘˆ )
0
野菜を1日570g以上食べると食道がんのリスクが半減するらしいが結構多いなと思った2022/02/09