内容説明
「戦わずして、生き延びる」。デキるビジネスマンたちがこぞって愛読する、孫子の『兵法』や宮本武蔵の『五輪書』だが、じつは、素敵な恋愛や結婚を目指す女性たちにも示唆に富む言葉がたくさんある。古今東西の兵法のエッセンスを元に、気鋭の女性脚本家が、自らの体験談も失敗談もさらけ出しながら、すべて悩める女性たちにわかりやすく語りかける「女のための恋愛」兵法書。全七〇篇、見開き完結型!
目次
1 自分を見つめ直す
2 出会いをモノにする戦術
3 ターゲットを絞る戦術
4 ターゲットをパートナーにする戦略
5 パートナーを結婚に持ち込む戦術
6 釣られた魚にならないための戦術
著者等紹介
佐伯紅緒[サエキベニオ]
小説家。脚本家。1967年、東京都に生まれる。東京女子大学文理学部卒業。映画『RE:BORN』の脚本などを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hamham
12
『嫉妬はキツネ色に焼くのがよろしい』(松下幸之助)かわいい。嫉妬パンケーキ。孫子や五輪書を引用し、女の恋愛に活用しようと試みる本。兵法の基本は「勝てない戦はするな」。本書で最初に紹介される計其一、そして最後の計其七十は「女子」とは呼びづらくなる年齢の女性にエールを送っている。若くなくなったからって焦るな、と。焦り若く見せようともがいてる状態では、自分に地の利はない。若い女を選べる男の方が有利な陣地で戦ってはいけないと言っているのだ。男の陣地で勝負をするな、自分の陣地に誘い出し、死角を見つけて仕留めろと。2017/03/06
おじ
2
TAK主演 映画 #REBORN の脚本を担当している佐織紅緒さん。恋愛を戦術としてアプローチしていくところはアクション映画の脚本にも影響しているんだろうか? 2017/08/31
K・ITO
1
其一 今の自分の年齢をありのままに受け止める。『天を知り地を知れば、勝、すなわち窮まらず』(孫子) 其二 自分の女としての価値を知る。『昔の善く戦う者は、先ず勝つべからざるを為して、以って敵の勝つべきを待つ』(孫子)・・・目次を読むだけで愉しくなってくるね…「女子」ってタイヘンだ(笑)2018/01/15