目次
第1部 新発見『婦人世界』の石上露子作品―青春の軌跡、浪華婦人会時代(『婦人世界』における露子の新作品;露子のペンネーム「まぼろし人」;読者欄「友信欄」で縦横無尽に活躍する露子;「宵暗」「王女ふおるちゆにあ」の作者夢遊庵は露子ではない;浪華婦人会編『婦人世界』所在の現況―「おわりに」にかえて)
第2部 若き日の石上露子書簡―苦悩し旧弊にあらがう露子(明治三六年二月一五日付大谷きよ子宛杉山孝子書簡;明治三六年三月一九日付大谷きよ子宛杉山孝子書簡;明治三六年四月一一日付大谷きよ子宛杉山孝子書簡;明治三六年六月一〇日付大谷きよ子宛杉山孝子書簡;明治四一年八月二日付杉山荘平宛杉山孝子書簡)
第3部 『助産乃栞』を読む―幸福な妻・母であった石上露子(資料;資料解説 幸福な妻・母 孝子)
第4部 新たにみつかった高貴寺石上露子書簡―大地主杉山家崩壊と逆縁の晩年を生きる(高貴寺と杉山好彦・杉山孝子;露子書簡と解説)
著者等紹介
奥村和子[オクムラカズコ]
1943年大阪府富田林市生まれ。大阪女子大学国文科卒。「日本現代詩人会」会員・「石上露子を語る集い」会員。「大阪産経学園」「文芸すいた」講師
楫野政子[カジノマサコ]
1948年神戸市生まれ。神戸大学国文科卒。「石上露子を語る集い」会員・「女性史総合研究会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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