内容説明
「文明という大河のなかの日本」という視座によって見えてくる、あるべき日本の姿。読むほどにピンとくる日本論。日本人がわかる、あなたがわかる、明日がわかる、混迷する現代への提言。
目次
第1章 何故、アイデンティティなのか
第2章 「七大文明」の一つで一国一文明の我が国―諸文化を巧みに取り入れ多様な文化から独自文明を形成
第3章 文明の上に育む土台の基にある上部構造としての文化―双方を繋ぐ風土としての位置・地形・領域など
第4章 日本文化の特徴
第5章 明治のアイデンティティを大切に―「象徴」としての明治天皇
第6章 「多神教的」輪廻リサイクル文化を継承―Mottainai精神と共に文明に不可欠
第7章 結びにあたって
著者等紹介
池永孝[イケナガタカシ]
昭和14年12月9日富山県黒部市宇奈月温泉にて出生。昭和38年国立岐阜大学教育学部社会学科卒業。岐阜県立郡上北高等学校へ赴任、その後大阪府立茨木工科・寝屋川・千里・箕面東・平野高等学校に勤務。昭和58年大阪府教育委員会指導主事、後に大阪府生活文化部吏員へ出向。平成9年大阪府立千里青雲高等学校教頭、退職前に校長特別任用。平成12年堺市立泉北考古資料館員、大阪府立学校退職校長会終身会員。以降、箕面市瀬川・半町地区にて瀬川自治会長、農協瀬川実行組合長、天児屋根命神社氏子責任役員、鈴石山・願正寺門徒総代、コミュニティセンター副委員長、墓地委員会役員歴任。平成19年JA大阪北部農業協同組合代表監事に選出され任期満了時退任。箕面市議会で箕面市選挙管理委員補充員に選任され現在に至る。戦没者遺族会評議員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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