出版社内容情報
本書は、予備試験の論文式試験合格を目指すための[法律実務基礎(民事・刑事)]の参考答案集です。
予備試験論文式試験で出題される法律実務基礎は、民事では民法・商法・民事訴訟法、刑事では刑法・刑事訴訟法の複合的な論点が事例に基づいて問われます。
本書は、法改正等により成立しなくなった問題を除き平成23年以降の全問題を収録している、法律実務基礎に特化した参考答案集です。
掲載している参考答案は、合格者が実際に書いた答案をもとに、複数の合格者が合議して修正を入れた実戦的な答案を掲載しています。「問題文の分析・学説の分岐点」「答案を作成するにあたっての注意」などの解説とあわせて読むことで、合格者がどう考え、どのようなプロセスで答案を作成したのかを感じることができます。
なかなか実力が身につけることが難しい論文式対策に最適な1冊です。
【改訂内容】
*最新年度(令和6年)を収録
*最新の法改正、判例変更に対応
内容説明
予備試験のみで出題される法律実務基礎(民事・刑事)に特化した参考答案集!合格者が書いた実戦答案で論文の組み立て方がわかる!
目次
第1部 法律実務基礎(民事)(予備 令和6年(土地明渡請求の訴訟物・要件事実、債務不履行による解除の再抗弁、無断転貸による解除の再抗弁、同時履行の抗弁権(せりあがり)、和解契約、文書の成立の真正、判決効、保全)
予備 平成23年改題(譲受債権請求訴訟)
予備 平成24年(相殺の抗弁、文書の成立の真正、共同事務所における秘密保持義務)
予備 平成25年(承諾のない転貸借に基づく賃貸借契約解除の有効性)
予備 平成26年改題(債権的登記請求権・物権的登記請求権、時効取得、依頼者の意思尊重) ほか)
第2部 法律実務基礎(刑事)(予備 令和6年(領置、強制採血、詐欺罪と横領罪の異同、横領罪の成立時期、伝聞例外(刑訴法321条1項2号)、弁護士倫理)
予備 平成23年(窃盗罪における事実認定)
予備 平成24年(窃盗罪における事実認定)
予備 平成25年(勾留の要件・犯人性)
予備 平成26年(公判前整理手続における求釈明、類型証拠表示) ほか)