内容説明
本書は、論文試験で試される「社会を語るためのエッセイ」の論述力を正しくトレーニングする本である。採点現場で何が求められているか、という評価の基準を可能な限り具体的に示した。
目次
第１章 エッセイ試験の対策―この本の構成と利用法
第２章 国家について語ろう（官と民；官僚 ほか）
第３章 具体的問題を書く（世界同時不況；少子化 ほか）
第４章 抽象的問題を書く（信頼；安全 ほか）
第５章 ＮＨＫ型問題を書く（和；迷 ほか）
著者等紹介
山本清［ヤマモトキヨシ］
元朝日新聞記者。現在、フリージャーナリスト。東京大学法学部を卒業後、朝日新聞に入社。広島支局で警察、原爆問題、経済などを担当。東京本社で編集者（エディター）、外報部（国際報道）などのポストを経て、ドイツに留学。帰国後は東京版などの編集デスクを歴任。デスクの時に、入社試験の論文採点委員を務める。Ｗセミナーでは「基礎」「本科」「直前」といった基幹講座で、論文、教養、面接などの講座を担当。「山本クラス」「山本ゼミ」は抜群の合格率を誇り、ＮＨＫ、朝日新聞、民放キー局をはじめとする大手マスコミに多数の受講生を送り込んでいる。豊富な国際経験（米国の高校卒、英国オックスフォード大に留学）と記者経験に裏打ちされた文章指導は、絶大な支持を集めている
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