内容説明
本書は、司法試験の受験指導に長年携わり、業界髄一と自負する早稲田司法試験セミナーが培ってきた短期合格のためのノウハウを結集し、これまでの類書の欠点を分析し、本書のみで、司法試験に合格するための問題文の読解力をつけ、合格に必要なほとんどの論点の実践的な理解と記憶を可能にするものである。
目次
第1章 個人的法益に対する罪(自殺関与罪の着手時期;偽装心中の刑法的評価;殺人罪と同意殺人罪との間の錯誤 ほか)
第2章 社会的法益に対する罪(焼損の意義;公共の危険の発生の認識の要否;不燃性健造物と一体性 ほか)
第3章 国家的法益に対する罪(職務行為の適法性;自己蔵匿の教唆の可能性;偽証罪における「虚偽の陳述」の意義 ほか)