内容説明
本書は、司法試験合格のための刑事訴訟法の基本的知識をマスターさせるとともに、その応用力を研かせることを目的としたものである。その特色は次の3つ。第1に、難解とされる刑事訴訟法の基本を司法試験合格のためのレヴェルでコンパクトにまとめたこと。第2に、従来の受験参考書・サブノート類と比較し、法的思考能力を重視し、主体的に学習できるようにしてあること。第3に、従来の司法試験参考書類では、基本的知識と論文技術とが分断される傾向にあったが、本来両者は一体的に実力が上がるべきものである。本書は、その両者の実力を同時に、しかも一気に合格ラインまで高める実践的なものとした。
目次
第1章 刑事訴訟法序説
第2章 訴訟の主体
第3章 捜査
第4章 公訴
第5章 公判手続
第6章 公判の裁判
第7章 誤判救済手続