出版社内容情報
城のことはよく知らないのだけれど、ちょっと気になる。どこをどう見たら面白いのか、よくわからない。そんな、はじめて城に興味を持った人のために城の面白さや、城歩きの楽しさをお伝えするのが、この本です。
この本でも城の用語は出てきます。でも、教科書みたいに一つ一つ用語を解説してゆくわけではありません。なぜなら「城がわかるようになる=用語を覚えること」ではないからです。
まずは、面白そうだと感じることが、出発点。そうすれば、知的パズルを楽しむように、城を知ることができます。そうして実際の城を訪れてみると、城歩きとは、足を動かし、五感を総動員して楽しむ知的パズルであることが、実感できるはずです。
大切なのは、知的パズルを楽しむための、ちょっとしたコツを身につけること。そうして、城って面白いな、と思えるようになれば、知識はあとからいくらでもついてきます。
知って、歩けばさらに楽しい、日本の城の世界にご案内します。
内容説明
石垣や堀ってどこが面白いの?近所にも城があるって本当?建物のない城跡を楽しむには?城をかっこよく撮るテクは?城に興味を持ったら読んでほしいノウハウ満載!
目次
第1章 城の盛り上がりポイントはココだ!(城とは何か;石垣で知る城の原理 ほか)
第2章 戦いの中で進化した日本の城(城のはじまり;古代国家と城 ほか)
第3章 城を楽しむために知っておきたいこと(石垣の仕組み;曲輪と建物 ほか)
第4章 城のいろいろな楽しみ方(これでいいのか日本の城歩き;復興でも模擬でも天守 ほか)
著者等紹介
西股総生[ニシマタフサオ]
城郭・戦国史研究家。1961年北海道生まれ。発掘調査員をへてフリーライター。日本考古学協会・城館史料学会・戦国史研究会会員。大河ドラマ『真田丸』で戦国軍事考証を担当。著書・学術論文・雑誌記事なども多数。軍事的視点からの鋭い分析が持ち味だが、ビギナー向けの軽妙なトークも好評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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榊原 香織
Rosemary*
鯖
でにす
みー
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