出版社内容情報
まさに弱肉強食!
野生動物たちは日々生き抜くために、文字通り命がけで
闘っています。
本書は、肉食動物の代表格であるライオンや
見た目は可愛らしいオコジョなどが捕食する瞬間を
捕らえた貴重な写真の数々を大公開。
中には目をそむけたくなる場面もありますが、
充実した解説で自由研究にも役立つ一冊です。
動物園では絶対に見ることのできない非情(リアル)な世界を
ご案内します。
内容説明
肉食動物は草食動物などを食べることで、自分の体を維持する。生きものは、生きていくために、食べたり食べられたりする「食物連鎖」の関係で複雑に繋がっている。肉食動物はチームワーク、スピード、パワーなどの技を備え、ほかの動物を捕獲するために、みごとな能力を進化させてきた。人間から見れば、奇妙な形態も生態も、獲物を狩るための「究極の姿」なのだ。野生動物たちが生き抜くための非情な世界を大迫力のビジュアルで紹介。
目次
1 獰猛なハンター
2 ユニークなハンター
3 捕食を巡るたたかい
4 不気味な捕食者
5 美しい狩り
6 かわいいハンター
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
156
書店で気になり立読みしました。やはり肉食動物は、強く美しい。狂暴さと美しさは比例するのでしょうか? 大昔に観た映画『グレートハンティング』を思い出しました。 https://movies.yahoo.co.jp/movie/6573/2020/07/06
鱒子
61
図書館本 血肉や死骸がたくさん載っている動物図鑑。まさにリアル。狩り直後の捕食者の眼は爛々と光り、迷惑そうにカメラを睨み付けています。カメラマンも危険と隣り合わせなんでしょうね。どの写真も迫力満点で素晴らしい! ニュージーランドのワイトモで実際にグローワームを見ましたが、写真よりもっと凄かったイメージが……この写真だけはちょっと残念。2020/08/20
スリカータ
18
テレビなどで肉食動物が狩りをするシーンになると、思わず目を逸らしていた私ですが、恐る恐る手にとりました。私たちも肉を食べていますものね、残酷な作業をしてくださる方がいてこその食卓。飲み込まれる寸前の口の中でカメラ目線のネズミ、捕食される姿さえ愛らしいウサギ、胸を締め付けられます。どうして草食動物は可愛いのでしょう。子供に見せるとトラウマになりそうな本ですけど、命の連鎖、生命の営みには不可欠です。2020/09/26
ようへい
6
帯に閲覧注意とある通りトラウマ事故率高めなので注意。喰ってる方よりも喰われてる方に目がいってしまいます。カエルに丸飲みされて口から顔だけ覗かせるネズミの瞳がとてもつぶらでした。カエルの着ぐるみを着ているみたい。ファンシーとグロが衝突して大事故です。2020/11/07
エル
4
生きるために食べる。捕食するもの、捕食されるもののリアルがここにある。可愛いらしい外見をもつ生物でも生きるために食らいつく。その顔、その顔周りの血液、そして犠牲になった生物のリアルな最後。私たちが目を背けている野生が溢れている本。 ペリカンが群れで頭を突っ込む写真がなかなかシュールw2020/12/20