出版社内容情報
新型コロナウイルスの脅威と、それに関する報道、さらに度重なる自粛要請が繰り返し行われる中、心身ともに不調をきたしてしまう「コロナうつ」患者が急増しました。
・不安ばかりが先に立つ
・何に対しても興味がわかない
・気分が落ち込んで暗いことばかり考えてしまう
・思考がまとまらない
・たくさん寝ても疲れが取れない
ひとつでも当てはまるものがあれば、コロナうつを疑っていいかもしれません。
ただし、不安の原因を正しく理解し、思考を少し変えるだけで、驚くほど心と体はスッキリ。
なくなりはしないコロナとうまく共存できるはずです。
つらいな、と感じたときには一度立ち止まり、プカプカと浮いたような気分になってのんびりしてください。
逃げ出すことでありません。
コロナうつの最大の対処法は、あらがわない、あきらめない、急がない。
具体的には
「SNSを見るのをやめる」
「自分の無力を自覚する」
「ルールを軽く逸脱する」
「目標は低く設定する」
「他人をうらやまない」
これくらいのことを実践するだけで、驚くほど心は軽くなります。
著者は幼いときにかかった川崎病が原因で、心臓に病をもちながらも、精神科医として活躍している藤野智哉医師。
今でも心臓の薬が欠かせず、「どれだけ生きられるかわからない、と伝えられたときに新しい人生が始まった」と言う医師だからこそ伝えたい、魔法のように心を鎮める思考方法。
内容説明
コロナ禍でストレスを感じたら、焦らず、急がず、あらがわず。ぷかぷか浮かぶように気持ちを切り替えてゆる~く心を鎮めましょう。心と体をスッキリさせるWithコロナ時代のマインドセット。
目次
第1章 「コロナうつ」を引き起こす10の要因(コロナが「うつ」を誘発する;コロナうつは“なんとなく”始まっている ほか)
第2章 不安の正体を理解する(どうしたらいいのか、わからない;恐怖の正体を知る ほか)
第3章 コロナうつを鎮める10の思考(コロナうつとは;ぷかぷか浮かぶようにゆるゆる生きる ほか)
第4章 大切な人がコロナうつになったら(一緒に落ち込まない;アルコールに依存させない ほか)
第5章 コロナを受け入れる思考(コロナと生きていく;強制的な“働き方改革”から見えたもの ほか)
著者等紹介
藤野智哉[フジノトモヤ]
1991年7月8日生まれ。3歳、4歳、5歳のときに川崎病にかかり、4歳のときの川崎病の後遺症で冠動脈障害が残る。秋田大学医学部卒業。現在は愛知医科大学病院精神神経科勤務。日本精神神経学会、日本マインドフルネス学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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さぃだぁ