出版社内容情報
脱サラをしてラーメン店を開こうとする人は後を絶たず、年間の出店数は3000店を超えるというデータがあります。それだけ競争が激しい世界で、新規オープンから3年以内潰れるお店は8割にも達すると言われています。本書はさまざなま失敗を重ねながら、今年(2019年)で10年目を迎えた『麺ジャラスK』の店主であり、プロレスラーの川田利明さんが、現役時代に購入したベンツを売り払ってわかった〝俺だけの教訓〟を余すことなく披露。成功のための「してはいけない」逆説ビジネス学を辛口で伝えます。
「しょっぱなからこんなことを書くのもなんだけど、この本を読んで〝こんなに大変なら、やっぱりラーメン屋になるのはやめよう〟と思ってくれる人がいてくれたほうが、俺はいいと実は思っている。こんなに成功する確率が低いビジネスに、人生を賭けてチャレンジするなんて、本当に無謀なこと。チャレンジというより、これはもうギャンブルだからね」(著者より)
第1章 「デンジャラスK」が「麺ジャラスK」に“転職”した理由
第2章 ラーメン屋は四天王プロレスばりに過酷な世界だった!
第3章 そして、俺はベンツを3台、スープに溶かした……
第4章 個人経営店の難敵! ラベリング効果と大手チェーン店の奇策
第5章 それでもラーメン屋をやりたい人に教える『俺だけの王道』辛口10箇条!
内容説明
全国の店舗数は約30000軒!必要な開業資金は1000万円!10年続くお店はたったの1割!「現役時代に購入したベンツ3台を売り払ってわかった“俺だけの教訓”伝えます」
目次
第1章 「デンジャラスK」が「麺ジャラスK」に“転職”した理由(セカンドキャリアなんて一度も考えたことがなかった;ひとりで厨房を回す術は高校時代に身に付けた ほか)
第2章 ラーメン屋は四天王プロレスばりに過酷な世界だった!(別にラーメン屋じゃなくてもよかった?!俺流セカンドキャリアのスタート;絶対に真似をしてはいけない俺流物件選びで優先したものは? ほか)
第3章 そして、俺はベンツを3台、スープに溶かした…(オープンしてから1年後…あそこがリアルな「辞め時」だった;「旨い麺を出せば客は来る!」そんな考え方が赤字を膨らませた ほか)
第4章 個人経営店の難敵!ラベリング効果と大手チェーン店の奇策(10年続くラーメン屋はたったの1割!―3年以内に8割の店が廃業するサバイバル業界;たかがラーメン、されどラーメン―会社は絶対に辞めないほうがいい「ノビノビ」の意味を履き違えるな! ほか)
第5章 それでもラーメン屋になりたい人に教える『俺だけの王道』辛口10箇条!(初期投資は『回収できない』ものとして腹を括れ!;新規オープン時でも不格好な接客はしてはいけない! ほか)
著者等紹介
川田利明[カワダトシアキ]
『麺ジャラスK』店主/プロレスラー。1963年12月8日生まれ。栃木県下都賀郡大平町(現:栃木市)出身。高校ではレスリング部に所属し、国体優勝後の1982年の3月に全日本プロレスに入団。同年の10月4日、冬木弘道戦でデビューを果たす。1994年、日本武道館大会にて第12代三冠ヘビー級王者となった。現在、選手としてはリングから遠ざかっているが、2010年6月12日に、ラーメンと鶏の唐揚げを看板料理として、自身のニックネームにちなんだ『麺ジャラスK』を開店(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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