出版社内容情報
「動物の精神科医」が今までの“しつけの常識”を見直し、犬の咬みグセを脳にアプローチして解決する方法を指南する一冊。
内容説明
咬む原因は「しつけ」ではない!愛犬の“脳”にアプローチする最新メソッド。治すためのヒントが満載!
目次
第1章 犬のしつけの迷信と真実
第2章 犬の心の発達と問題行動
第3章 咬みつきの原因は「脳」にあり
第4章 犬にとっての「ストレス」とは何か?
第5章 攻撃行動はいかに学習されるのか?
第6章 「遊び」咬みの解決法
第7章 「本気」咬みの治療法
著者等紹介
奥田順之[オクダヨリユキ]
獣医行動診療科認定医/ぎふ動物行動クリニック院長/特定非営利活動法人人と動物の共生センター理事長。犬猫の殺処分問題の解決を目指し、2012年NPO法人を設立。犬と人の関係性改善に向け、ドッグ&オーナーズスクールONElife設立。2014年ぎふ動物行動クリニック開業。スクール全体で年間約3800組(のべ数)の犬と飼い主の指導を実施。行動診療では、年間約100例の新規相談があり、トレーナーと連携した問題行動の治療を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいし
7
なんとなく読んだせいか、我が家のワンコは咬まないせいか、結論がわからなかった。原因は脳?ストレス?ただ重大なケガになってしまうことはよくわかる。難しい...。犬は多胎でオスの兄弟に挟まれたメスは、オスから分泌される雄性ホルモンの影響でオスらしい性格になるというのが勉強になった。2018/12/04
よく読む
2
友人から3週間預かったトイプードルが唸り、噛み付くので、藁にもすがる思いで読みました。犬の対応は私にとって初めてであり、YouTubeでかわいい犬ばかり観ていた私には、修行のような日々の始まりでした。筆者の優しさ溢れる文体と案内には、大変救われる気持ちになりました。脱感作によって、適度なストレスとおやつを駆使して、どうにか馴らせていきたいと思います。2019/05/05
oyoide
1
動物の行動学が臨床的、実践的視点で書かれている。日常語では混乱しやすい犬の問題行動についても、根拠を持った科学的な定義がわかりやすく示されているので、犬の飼い主は問題を認識しやすいかも知れない。ただし、具体的な技術を知りたい人には期待外れとなる。しかし、技術の具体的指導を書けるトレーナーほど「ダニングクルーガー効果」の表れと思った方が良い。 残念ながら地方では、動物の行動治療ができる獣医師が稀なので、そもそもの問題予防のためにも犬の飼い主には必読。 道徳のみならず倫理についても触れられている良書。2022/03/03
まーくん
0
科学的解説であるが、目の前の課題解決にはならない2021/03/09
ヒラソル
0
我が家の柴犬(2才♀)は咬みます。首輪の交換× エサの時× などなど。トイレ〇 なでなで〇 散歩後の足ふき〇 。 「いやなことはしない」という結論。今〇の事が×になってきたら、お教室に通うことも考えなくては。。。とても勉強になりました。2018/12/03
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