明日も、アスペルガーで生きていく。

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明日も、アスペルガーで生きていく。

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784847096235
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0095

出版社内容情報

あなたの周りにいる、ちょっと変わった人。空気がよめない、こだわりが強すぎる、自分を客観視できない、部屋が片づけられない……それ、もしかしてアスペルガー症候群?アスペルガー症候群の診断をうけた著者が、同じアスペルガー症候群の当事者への取材を重ねて綴った見えない生きづらさを抱えた8人の実録物語。人間関係に悩み、孤独にふるえ、自分自身を責め続けているアスペルガー症候群の人がスムーズな社会生活をおくるための「ヒント」を見いだす機会になればと、切に願います。【contents】CASE1 記憶する女CASE2 こだわりの強い男CASE3 喜ばれたい女CASE4 婚活の終わらない男CASE5 演じつづける女CASE6 愛を表現できない男CASE7 捨てられない女CASE8 部屋から出ない男精神科医による解説も収録。【著者情報】著:国実マヤコ(くにざね まやこ)1977年、東京生まれ。青山学院大学を卒業後、出版社勤務を経て、フリーランスの書籍編集者として独立。30代前半、医療機関にて自身がアスペルガー症候群であることがわかる。執筆にあたり、さまざまなケースのアスペルガー症候群の当事者に取材をした。医療監修:西脇俊二精神科医。弘前大学医学部を卒業後、国立国際医療センター勤務、国立秩父学園医務課医長などを経て2009年よりハタイクリニック院長。

内容説明

空気が読めない、こだわりが強すぎる、人ごみがとても苦手…あなたの身近にもいる、見えない生きづらさを抱えた8人の実録物語。

目次

記憶する女―松方玲奈(38)の物語
こだわりの強い男―西田礼次郎(40)の物語
喜ばれたい女―清水沙希子(29)の物語
婚活の終わらない男―伊藤尚也(42)の物語
演じ続ける女―山田理沙(17)の物語
愛を表現できない男―田中孝司(37)の物語
捨てられない女―菅原さおり(28)の物語
部屋から出ない男―碇祐太(17)の物語

著者等紹介

国実マヤコ[クニザネマヤコ]
1977年、東京生まれ。青山学院大学を卒業後、出版社勤務を経て、フリーランスの書籍編集者として独立。三〇代前半、医療機関にて自身がアスペルガー症候群であることがわかる

西脇俊二[ニシワキシュンジ]
精神科医。弘前大学医学部を卒業後、国立国際医療センター勤務、国立秩父学園医務課医長などを経て2009年よりハタイクリニック院長。「ATARU」「半落ち」など、大人気ドラマの医療監修も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケー

22
アスペルガー症候群をもつ人々の聞き取りを元に構成されたフィクション。フィクションであるがゆえに読み味は軽い。それを「中身が薄い」と取られることもあるかもしれないけれど、深刻に綴られる本よりは理解のハードルを下げたという意味でいい本。アスペルガーの人々、その周囲、お互いが「幅の広さ」を意識し合うことが理解の促進になるし、かつ社会の懐を大きくする一助になるだろう。2017/12/10

えがお

8
アスペルガーと言っても その症状は多岐に渡る事が8人の実録物語からもわかる 父もおそらくアスペルガー 変化が極度に嫌いだったなそういえば2018/01/20

n75

5
アスペの人の事例を物語的な優しい文章で書かれていて読みやすいし具体的な例がたくさん読めてよかった。アスペや発達障害の人の社会不適合な例はよく目にするが、かなり大人でもこうして社会でやっていけているようで実はアスペな例が多いとしたら、やはり自分もその一種だろうなぁと思うし、益々診断して病名がついたところでどうしようもないなと思う。結局他人と関わらずに生きていけるのが一番お互いに楽だし他に解決方法が見出せない。2018/09/10

Humbaba

5
自分が他の人と違っている。違っている事自体はわかったとしても、状況に合わせて行動を変えることが出来ない。なぜそう感じるのかというのは他終え教えられたとしても身につけられるものではない。それでも大人になればある程度対処できるようになる人もいるが、それでも苦しむ人も少なくない。2018/01/11

5
「アスペルガー症候群」の人が日常生活で経験する人間関係の困り事を短編小説仕立てで紹介していく異色の本。笑いあり涙ありの物語形式のおかげで、実際に悩んでいる人に共感できるように上手く工夫されていて、テーマの割におもしろく読むことができた。ただ、登場するのは実際に診断を受ける前の人ばかりなので、適切な病識を持った人達がどうなっていくのかはまた別の物語になるだろうし、そちらの続編もあれば読んでみたいとは思う。当人が自分の症状と向かいあってからも、物語は続くのだから。2017/12/03

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