出版社内容情報
マクロ経済分析の専門家として第一線で活躍する著者が、自分の息子と娘のために語り下ろす「お金」の教科書の決定版。教育現場でも中高生から経済学や投資の基礎知識などを教えるべき、という声が広がっているが、それ以前にもっと身近な「お金とのつきあいかた」を知るべきではないか、という思いを込めた1冊。「クレジットカードの仕組み」「なぜカンタンにお金が借りられる?」「友だちとのお金の貸し借り」「ものの値段の決まり方」「バイト代や給料の仕組み」「お金がなくなったときどうすればいいのか」「お金を増やすことはできるのか」「無料はほんとうに得なのか?」「君たちもすでに税金を払っている」「修学旅行や部活にだって保険はある」など、中高生の日常に身近なことから「お金とのつきあいかた」を教える。お金で不幸にならないために、お金で人を不幸にしないために、父親としての願いがまとめられている。目次1章 もっとお金があればいいなあと思う君に お金持ちってどんな人のことだと思う? お金は誰が持っているんだろう 借金をしている人はビンボーなの? クレジットカードは「借金」2章 いつも何気なくお金を使っている君に ものの値段は誰が決めている? なぜそれは「タダ」なんだろう? 100均はなぜ安い? レシートって何のためにあるのだろう 友だちにお金を貸すのは悪いこと?3章 社会に出たら誰でもお金が稼げるのかな、と思っている君に お金はどうすればもらえるの? いくら稼げば生きていける? バイトの時給はどうやって決まるのだろう 給与明細を見てみよう 「天引き」は「ピンはね」じゃないよ 税金は誰がなぜ払うのか 保険と年金、なかったらどうなる? お金を増やす方法はあるの?4章 社会のことや経済のことも知っておこう なぜ貯金でお金が増える? 銀行はどうやって儲けているのだろう? 日銀ってなんだ? 景気がいい悪いとはどういうこととだろう 投資はギャンブルじゃない コラム) 宝くじの賞金は誰が出す? 競馬はギャンブルなのに、なぜ認められている? 神社のお賽銭は何に使われる? 「夢の印税生活」ってどんなの? カラオケで歌うと誰が儲かる? などなど【著者情報】永濱利廣(ながはまとしひろ)1995年早稲田大学理工学部工業経営学科卒業後、第一生命保険入社。2005年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了、2016年より現職。跡見学園女子大学マネジメント学部非常勤講師を兼務。内閣府経済財政諮問会議政策コメンテーター、総務省消費統計研究会委員、景気循環学会理事・事務局長、あしかが輝き大使、佐野ふるさと特使、NPO法人ふるさとテレビ顧問。専門は経済統計、マクロ経済分析。著作に「スクリューフレーション・ショック」(朝日新聞出版社)、「男性不況」(東洋経済新報社)等。
内容説明
父がふたりの子どもたちのために書き下ろしたお金の基本。使う・稼ぐ・貯める・借りる・増やす―とは、こういうこと。中高生のための「お金の教科書」決定版。学校で教えてくれないお金の常識。
目次
1 日ごろ、何となくお金を使っている君に(モノの値段はどうやって決まるんだろう?;「安い」や「タダ」にもわけがある ほか)
2 「お金」について、まだあまり考えたことがない君に(お金は何のためにあるのだろう;お金が「お金」であるために)
3 まだ「一人前の少し手前」の君に(「借金」について知っておこう;クレジットカードの正体 ほか)
4 やがて仕事につき働く君に(税金って何のために払うの?;保険って何のためにあるのだろう? ほか)
5 社会で、世界で活躍する君に(銀行はいちばん身近なお金の会社;「景気がいい」「景気が悪い」とはどういう意味か ほか)
著者等紹介
永濱利廣[ナガハマトシヒロ]
早稲田大学理工学部工業経営学科卒、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。第一生命保険に入社後、日本経済研究センターに出向。現在、第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト。内閣府経済財政諮問会議政策コメンテーター、総務省消費統計研究会委員、景気循環学会理事兼事務局長、跡見学園女子大学非常勤講師。2015年に景気循環学会中原奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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