出版社内容情報
さて、問題です。
Q お風呂に入るとき――
・35℃のお湯に20分つかる
・40℃のお湯に10分つかる
どちらが免疫力アップに良いと思いますか?
正解は―――
A 「40℃のお湯に10分つかる」です。
40℃のお湯に10分間つかると体温が約1℃上がります。
体温が1℃上がるだけで、
私たちの免疫はなんと5~6倍もアップさせることが可能なのです。
そればかりか、がん細胞は39.6℃付近でほとんどが死滅することに。
昨今のがん治療に温熱療法が導入されるようになったのは
こうした効果が期待できるからといわれています。
では、反対に体温が1℃下がるとどうなるのでしょう?
免疫力は30~40 %も低下します。
恐ろしいことに35℃程度の低温状態がもっとも、がん細胞が増殖することになるのです。
本書では、最新の免疫研究に基づいたさまざまな「どっち?」を紹介します。
免疫力を高めるために、
「歯の磨き方で正しいのはどっち?」、
「正しいお風呂の入り方は?」、
「毎日飲みたい魔法のような飲み物は?」、
「塩分は免疫にとって必要? 不要?」、
さらには「免疫力アップに有効な運動はどっち?」まで、
少しのコツで健康寿命を大幅に伸ばすことができる
〝習慣〟をクイズ形式でわかりやすくご紹介していきたいと思います。
すべての習慣を実行すれば、健康寿命を20年延ばすことも夢ではありません。
みなさんの健康生活において、本書を大いに役立てていただければ幸いです。
――著者より。 2017/02/07 18:48:28.000 2017/02/13 15:45:03.000 false
内容説明
いつもの習慣をすこし変えるだけ!本書にあるちょっとしたコツを知らないで病気や不調になったら、後悔しか残りません!
目次
第1章 「暮らし」編(朝の歯みがきは?起きたらすぐにする・朝ご飯を食べてからする;お風呂に入るときは?35℃のお湯に20分つかる・40℃のお湯に10分つかる ほか)
第2章 「食べる」編(ヨーグルトを食べるなら?「朝」がいい・「夜」がおすすめ;喉が渇いた~。飲みたいのは?冷たい炭酸水・アイスコーヒー ほか)
第3章 「運動」と「からだ」編(免疫力にとって、効果的なのは?少しハードな運動・軽めのエクササイズ;じゃあ、具体的におすすめの運動は?1日7000歩のウォーキング・1日30分のエアロビクス ほか)
第4章 「病気」や「不調」編(「糖尿病」は、薬が必須?服用しなければ治らない・服用など必要ない;「高血圧」の一つの原因は?便秘である・下痢である ほか)
特別付録 免疫の基本の「キ」。正しいのはどっち?(免疫力とは?風邪やインフルエンザを予防する力・糖尿病などの予防・治療に有効な力;免疫は、私たちの体の細胞を…壊れないように守ってくれている・毎日、壊し続けている ほか)
著者等紹介
飯沼一茂[イイヌマカズシゲ]
医学博士。純真学園大学客員教授。日本免疫予防医学普及協会代表。1949年生まれ。1971年立教大学卒業後、ダイナボットRI研究所(現:アボットジャパン)入社。1987年大阪大学医学部にて医学博士取得。2008年よりアボットジャパン上級顧問。2010年より国立国際医療研究センター・肝炎免疫研究センター客員研究員、2012年からは純真学園大学客員教授も務める。腫瘍や感染症などの測定法開発に多く携わる。とくに肝炎の検査薬については、C型肝炎の輸血による感染をC型肝炎マーカーの開発により撲滅させたことで世界的な評価を得た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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