出版社内容情報
防災のプロがどうしても伝えたい!
災害が起きても生き残る人の具体的な行動とは?
内容説明
防災のプロがどうしても伝えたい!たすかるための具体的な行動。家族、友人、恋人―大切な人を守る半径5メートルの防災手帖。
目次
災害が起きる前に(災害心理を知ろう;災害に負けない空間を作る;大切な人とやってみよう!)
災害が起きたときに(地震災害;津波災害;風水害;火山災害;雪害)
著者等紹介
小川光一[オガワコウイチ]
防災士。1987年東京生まれ。日本大学国際関係学部卒業。国際協力や防災教育を中心に活動中。2014年から2年間で約180回、47都道府県で防災講演を行う。陸前高田まち・ひと・しごと総合戦略策定会議委員、ウガンダ支援NPO法人MUKWANOサポートメンバー、認定NPO法人桜ライン311理事、防災ドキュメンタリー『あの街に桜が咲けば』監督兼著者、カンボジアエイズドキュメンタリー『それでも運命にイエスという。』監督ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
71
最近、災害は増え続けているのにその避難に対し、何も知らないと実感し、勉強のため、読む。災害に対する危険意識を薄くさせる心理や突然の事で凍りつく事などの心理が身近過ぎて怖かった。特に諦め病は『隣のずこずこ』を読んだ時と同様に心の中を見透かされたようでドキリとする。逃げる時は周りも巻き込む事!空振りに終わったとしてもそれで良し!ちょっとした掃除でも震災対策は出来るのでホッとした。断捨離とかも防災対策になるかも。火山シェルターの存在や「無闇に机の下に隠れるだけじゃ、駄目!」という新認識も知る事ができました。2018/09/11
はじめさん
22
2016年9月に出た本。日本は世界有数の地震・台風・多雨・活火山・豪雪と、いつ、どこで災害が起こってもおかしくない地理的特徴を持っている。311や広島土砂災害、鬼怒川氾濫など記憶に新しい事例も述べられる。雪崩、豪雨の欄は読んでてブルーになった…。長靴で逃げると、水が靴に入ってきたら重くなる/ 災害時に7割の人間はフリーズする。地下鉄火災で隣の車両が燃えていても逃げない等。1割が動け、2割は泣き叫ぶとか。/ 備蓄食料は普段食べるもので。私はひとまず2Lの水を箱買いと、腐らないゼリーをストックからはじめよう。2017/07/10
たかしくん。
18
冒頭1章目の、災害心理の部分が、中々新鮮でした。言われて見れば、凍りつき病や多数派同調バイアス等、いざ大災害に遭遇した自分に置き換えてみると、あり得る話で、むしろぞっとしました。2018/12/22
T
6
第1章「災害心理(①正常性バイアス②凍り付き病③戻ってしまう病④多数派同調バイアス⑤あきらめる病)を知ろう」、第2章「災害に負けない空間を作る」という順で、知識や心構え、日常生活する空間の安全対策や潜む危険の把握が大事だということが分かる。毎日の生活の中で、知識を蓄え、シミュレーションしてみて、危機管理することが重要。2017/02/27
ayunami
5
改めて日本って災害が多いよな~と実感。今の状況で大地震とか起きたらと最悪な事態を考えながらも、それがありえないとも言えない恐ろしさ。日本に住んでる以上、ちゃんと防災をしなくちゃいけないなと思いました。2020/04/07
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