内容説明
劇的に、国民に知られ期待されるようになった新資源メタンハイドレート。この建国以来初の自前資源がどう隠され、その壁をいかに突破しているか、全実状がついに初めて現場証言で明かされる。
目次
序章 祖国の希望(メタンハイドレートとは?;メタンハイドレートの実用化で期待できること)
第1章 船舶事故がきっかけ―メタンハイドレートとの出逢い(ナホトカ号重油流出事故と海中スカイツリー;それは…メタンハイドレート? ほか)
第2章 メタンハイドレートがもたらすのはどんな希望?(メタンハイドレート実用化にかかるコストは?;環境に負荷をかけないメタンハイドレートの採取 ほか)
第3章 メタンハイドレートのリアルな姿(すでに九年前に火を点けていた;日本海のメタンガス採取法 ほか)
第4章 開発研究者は国益を考えて(調査船に魚群探知機を搭載してください!;日本海のメタンハイドレート研究に石油メジャーのマネー ほか)
著者等紹介
青山千春[アオヤマチハル]
東京都生まれ。1978(昭和53)年、東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業(結婚後12年間育児に専念)。1997(平成9)年、東京水産大学大学院博士課程修了(水産学)。アジア航測株式会社総合研究所、株式会社三洋テクノマリンを経て、株式会社独立総合研究所(独研)取締役・自然科学部長。専門分野は、海洋環境工学、海洋音響学、海洋物理学、海洋地質学、航海学、海事法規、安全保障技術。三級海技士(航海)の免許を持つ
青山繁晴[アオヤマシゲハル]
1952(昭和27)年、兵庫県生まれ。慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部卒業。共同通信社の記者、三菱総合研究所の研究員を経て、株式会社独立総合研究所を創立。現在、代表取締役社長・兼・首席研究員。近畿大学経済学部客員教授(国際関係論)。経済産業省の総合資源エネルギー調査会・専門委員、内閣府原子力委員会・専門委員、海上保安庁の政策アドバイザー。国家安全保障会議(日本版NSC)の創設に関する有識者会議議員。専門は、エネルギー安全保障/核セキュリティ、危機管理、外交・安全保障、国家戦略立案。テレビ、ラジオ出演や多数の講演をこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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