さりとて、落語家

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784847091407
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「楽屋ニュース」の八方が初めて自分をさらけ出す!
月亭八方による「月亭八方の楽屋ニュース」!!
テレビ番組の企画で、数々の芸人の秘密を「楽屋ニュース」として暴露してきた月亭八方。だが、自身のことについて語ることは少なく、その過去は高い知名度の割には知られていない。その八方が初めての自伝本として、「月亭八方」のキャリアを振り返り、自分の過去をさらけ出す。
自称「落語ができない落語家」は、いかにして落語に目覚めたのか。アイドル的な人気を誇った20代、借金にまみれた30代、楽屋ニュースで新たな境地を切り開いた40代、そして落語に目覚めた50代。常に前向きで何事もポジティブにとらえる「関西一の無責任男」の半生が、八方の落語のように、かろやかにつづられる。

第一章 「貧乏花見」の長屋のような大阪・福島の日々
第二章 世間を知り、落語に目覚めた青春時代
第三章 浮いて沈んでまた浮いて、落語家枠のタレント生活
第四章 東京進出と、出戻りの大阪
第五章 喋りが身を助ける
第六章 落語家・月亭八方


【月亭八方(つきていはっぽう) プロフィール】
1948年2月23日、大阪府大阪市福島区生まれ。本名、本名寺脇清三(てらわき・せいぞう)。上方落語協会書記長。浪商高校(現・大阪体育大学浪商高校)卒業、関西学院大学経済学部オープンカレッジコース修了。高校卒業後、就職をしたが落語家への夢を捨てきれず、1968年12月に月亭可朝に弟子入り。若手落語家グループ「ザ・パンダ」の一員として一躍、人気を呼ぶ。以後、高座をはじめ、テレビ、ラジオなどでもマルチな才能を発揮。近年は落語に回帰、2009年には地元・福島区に寄席小屋兼稽古場「八聖亭」をオープンさせるなど、後進の指導にも力を入れている。

内容説明

自称「落語ができない落語家」が60歳を前に落語に目覚めた―。壁は乗り越えるな。迂回せよ!若くして億の借金、東京進出も即出戻り…失敗が失敗にならない八方流の生き方。

目次

第1章 「貧乏花見」の長屋のような大阪・福島の日々
第2章 世間を知り、落語に目覚めた青春時代
第3章 浮いて沈んでまた浮いて、落語家枠のタレント生活
第4章 東京進出と、出戻りの大阪
第5章 喋りが身を助ける
第6章 落語家・月亭八方

著者等紹介

月亭八方[ツキテイハッポウ]
1948年2月23日、大阪府大阪市福島区生まれ。上方落語協会書記長。浪商高校(現・大阪体育大学浪商高校)卒業、関西学院大学経済学部オープンカレッジコース修了。高校卒業後、就職したものの落語家への夢を捨てきれず、1968年12月に月亭可朝に弟子入り。若手落語家グループ「ザ・パンダ」の一員として一躍、人気者を呼ぶ。以後、高座をはじめ、テレビ、ラジオなどでもマルチな才能を発揮。また、近年は落語に回帰、2009年には地元・福島区に寄席小屋兼稽古場「八聖亭」をオープンさせるなど、後進の指導にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

26
 今、思うにお笑い好きは、母の影響。「2時のワイドショー」で月亭 可朝を知り、「いい朝8時」で月亭八方を知り、今に至ると思い返した。 藤山寛美さんの話は、涙もの。人生、迂回せよと帯に書いてあるが、読むと「ぜんぜん、迂回できてませんよ、師匠!」と思った。2019/05/17

Book Lover Mr.Garakuta

17
【速読】床屋さん蔵書:散髪待ち時間中に、読了。波瀾万丈の人生について、そう言う考え方もアリかと思う。本人様は波瀾万丈の人生では無いと冒頭からお答えですが。読んでいて充分波瀾万丈と思いました。2021/10/30

kera1019

7
本文の中で「落語に近づくと恐怖との戦いになる。月亭八方は高座名なのに高座から逃げているトコロがあった。タレント•月亭八方でいればラクな気持ちでいることができました。」と語ってましたが、八方師匠の「壁は乗り越えるな。迂回せよ!」という言葉に従って流された結果、落語に戻ったという事に感得しました。2014/06/28

ち~

6
大の阪神タイガース好きで、浪花の無責任男、月亭八方さんの人柄が詰まった本です。幼少期、落語界への入門、借金地獄を経て再び原点の落語へ・・・コテコテの関西弁を散りばめた文章で楽しませていただきました!最後の方では落語について熱く書かれてていて、八方さんの落語愛を再発見できました。2013/06/14

ぶ~まっくす

3
かれこれ20年ぐらい前、八方さんにサインをもらう時に私「太平かつみさんに八方さんの奥さんに似てるって言われました。」八方さん、私をジッと見て「失礼な!うちの方がええわ、うそうそ!」って言われたのを覚えています。「楽屋ニュース」も大好きで今でも年末のを楽しみにしてます。方正さんの本を読んで改めて八方さんの素敵さに感動しました。これからもずっと大好きです♪2013/05/28

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