橋下徹はなぜ大阪で独裁政治ができるのか？

西川 のりお【著】

ヨシモトブックス（2012/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 247p／高さ 19cm
• 商品コード 9784847090837
• NDC分類 312.1
• Cコード C0095

内容説明

消費税、原発、総選挙…のりおが庶民視点の正論で政治家１１人の正体に迫る。

目次

野田佳彦（第９５代内閣総理大臣）―民主党政権の首相はなぜ橋下徹になれないのか？
蓮舫（前内閣行政刷新担当大臣）―なぜ彼女は絶対、日本初の女性総理大臣になれないのか？
鳩山由紀夫（元内閣総理大臣）―なぜ祖父や父のような信頼に足る政治家になれないのか？
志位和夫（日本共産党委員長）―日本共産党はなぜ政権与党を狙えないのか？
鈴木宗男（新党大地・真民主代表）―政治家よりも政治屋に期待したいこれだけの理由
渡辺喜美（みんなの党代表）―アジェンダは日本の政治風土で花開くのか？
河野太郎（自由民主党前幹事長代理）―政治理念を貫くことで、旧態依然の政党を変えることはできるか？
山口那津男（公明党代表）―いま公明党が連立を組むメリットはどこにあるのか？
福島みずほ（社会民主党党首）―なぜ社会民主党は民主党に騙され続けているのか？
亀井静香（国民新党前代表）―政界屈指の策士は、最後の大どんでん返しを繰り出すことができるか？
佐藤正久（自民党参議院議員）―なぜ政治家達は自己犠牲の精神を失ってしまったのか？
私が永田町の人たちを愛してやまない理由

著者等紹介

西川のりお［ニシカワノリオ］
１９５１年５月１２日、奈良県吉野郡川上村生まれ。大阪市都島区で育つ。大阪工業大学高等学校機械工学科卒業。高校在学中に西川きよしに入門、内弟子修行を始める。１９７５年に上方よしおと西川のりお・上方よしおを結成。『オレたちひょうきん族』他にレギュラー出演、「ツクツクボーシ！」「ホーホケキョ！」などのギャグでブレイク。８０年代前半の漫才ブームに乗って大人気となる。著書に『オカン』（第２０回読売ヒューマンドキュメンタリー大賞優秀賞、第２９回秋田実賞受賞／徳間文庫）ほかがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みのゆかパパ＠ぼちぼち読んでます]

刺激的なタイトルは、まさに知りたいところであり、それを大阪に縁の深い西川のりおが語るというので興味をそそられたが、その答えは前文で簡単に触れられているだけ。全体の内容も、数年前のものを含めた政治家との対談集であり、そこには橋下市長も出てこない。そういう意味では期待とは違ったが、つっこみのするどい著者とのやりとりを通じて、政治家たちの政治姿勢や素顔があぶりだされており、これはこれで面白い。対談以外の記述でこきおろしが過ぎるところが難ではあるが、これで終わりとせず、橋下市長にしっかりと迫る続編を期待したい。

2012/10/13

[団塊シニア]

芸能界随一の永田町ウオチャー、筆者は橋下市長と対談したことはないが無駄なものは無駄とはっきりいうところに小泉首相に似ていると分析している。１１人の政治家に吠える筆者に共感する。

2012/06/09

[Humbaba]

トップに立つ人間は，それぞれ様々な考えを持って問題に対処している．人間である以上は無謬ではいられない．失敗した時にどれだけリカバリーできるか．そして失敗を失敗として認め，責任を取ることができるか．これができる人間が，本当にトップとして生きて行く事ができるだろう．

2012/07/26

[gtn]

想像以上にしっかりした評論。著者の浅はかなところは、どの著書も題材の鮮度低下が早いこと。金儲けの本を出してしばらくして、バブルがはじけたこともある。

2018/10/06

[ホキム]

題名に惹かれて図書館で借りたが　橋下徹のことはほとんど書かれていないが　ＢＳでの政治家との対談は面白かった。知らなかったとは言え番組を見れなかったのは非常に残念。政権も変わったことだし　また復活してくれないかな。

2013/02/17