内容説明
今すぐ使える駆け引き、情報収集、話術、リスク管理…中村俊輔、長友佑都、岡崎慎司、阿部勇樹など有名選手の移籍を手がける代理人のワールドクラス仕事術。
目次
第1章 サッカー代理人の世界
第2章 世界基準の交渉準備
第3章 世界で勝つための交渉術
第4章 交渉のプロになるための条件
第5章 なぜ日本人は交渉下手か?
第6章 日本サッカーへの提言
著者等紹介
ロベルト佃[ロベルトツクダ]
株式会社スポーツコンサルティングジャパン代表取締役。FIFA(国際サッカー連盟)公認代理人。アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれの日系3世。10代の頃から、大手企業の世界会議などで日本語‐スペイン語の同時通訳として活躍。スペイン語、日本語、イタリア語など6ヵ国語が堪能。1995年2月にJリーグ・横浜マリノス(現:横浜F・マリノス)の通訳に就任。2001年に西塚定人氏とともに株式会社スポーツコンサルティングジャパンを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masaki Sato
1
表に出ない代理人という仕事が垣間見れるのがまずおもしろい。選手を売るための準備(商品の長所を知る、必要なチームに売る、長友のインテル移籍は成功例)、交渉のポイントとして、怒っている人を相手にしない、噓を見抜く(なんで嘘をついたかを考える)などどの仕事でも考えるべき点が多い。日本のクラブ経営に関する提言、Jリーグのアジアマーケティングなども現下の状況と翻ってみるとおもしろい。2021/05/19
サッカー書籍専門店
1
長友のインテルへの移籍代理人で知られるロベルト佃さんによるサッカー代理人交渉術につい。代理人としてのスタンスや日本サッカーの現状を交えながら綴っている。日本クラブのGMのレベルの低さや日本クラブが目指すべき所の指摘は良かった。ただ、より欧州での交渉の詳細があればより臨場感がでて面白かったと思う。2014/02/21
mitsu44
1
日本サッカーの代理人の第一人者、ロベルト佃氏のプロとしての話。考え方、ビジネスと向き合う意識など、参考にしたい点が非常に多かったです。氏の主張するJリーグのアジアのプレミアリーグ化、Jリーグの放映権、アジアの優秀選手の積極採用などの意見も非常に面白かったです。2012/09/17
湘南☆浪漫【Rain Maker】
0
代理人の有名処。 舞台裏が覗けて、108円にしては大変面白かった。2015/03/26
ホダカ
0
よくいわれる「外から見た日本/日本人」。そこには、確かに不利なことなどネガティブなこともあるだろうけど、いいところもあると思う。それが世界基準の仕事/ビジネスでは通用しなというだけで。それは著者の生立ち(日系人)だからわかることなんだろう。俺は日本人でよかったともう。2015/03/24
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