世界は広くてせまくて、やっぱり広い―お笑い海外武者修行記

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784847090264
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0095

出版社内容情報

何かを始めるのに、遅すぎるなんてことはない。
24歳で六代目笑福亭松鶴に弟子入り。
40歳からシンガポールとロンドンに8年間移住。
46歳で『国境なき芸能団』を立ち上げ、イラクへ――。

世界30カ国、80都市以上に笑いを届ける落語家が語る、
笑いと涙の奮闘記。

笑福亭鶴笑プロフィール
1960年5月2日生まれ、兵庫県出身。大阪で職を転々とした後、84年に六代目笑福亭松鶴に入門。人形を駆使したパペット落語で世界三大コメディフェスティバルを日本人として初制覇。
2000年から8年間はシンガポール、ロンドンと海外を拠点に活動した。

【構成内容】
はじめに
第一章 かくも愛しき小さな故郷。山の向こうに憧れた少年時代。
第二章 いざ自分探しの旅へ。出たとこ勝負の適当青春放浪記。
第三章 ああ、この辛さが快感!?憧れの松鶴師匠に出会う。
第四章 いよいよ世界で暮らす。アジアを拠点に飛び回る日々。
第五章 憧れのロンドンで、鶴笑サムライ、辻斬りになる。
第六章 「国境なき芸能団」世界を笑わせる!

内容説明

何かを始めるのに遅すぎることはない。24歳で六代目笑福亭松鶴に弟子入り。40歳からシンガポールとロンドンに8年間移住。50歳で『国境なき芸能団』としてイラクへ―。パペット落語で世界が笑う。

目次

第1章 かくも愛しき小さな故郷。山の向こうに憧れた少年時代。
第2章 いざ自分探しの旅へ。出たとこ勝負の適当青春放浪記。
第3章 ああ、この辛さが快感!?憧れの松鶴師匠に出会う。
第4章 海の向こうで腕試し。鶴笑サムライの武者修行。(ひよっこ編)
第5章 世界はどんどん狭くなる。鶴笑サムライの武者修行。(ぼちぼち編)
第6章 いよいよ世界で暮らす。アジアを拠点に飛び回る日々。
第7章 憧れのロンドンで鶴笑サムライ、辻斬りになる。
第8章 「国境なき芸能団」世界を笑かす!

著者等紹介

笑福亭鶴笑[ショウフクテイカクショウ]
1960年5月2日生まれ、兵庫県出身。大阪で職を転々とした後、84年に六代目笑福亭松鶴に入門。人形を駆使したパペット落語で世界三大コメディフェスティバルを日本人として初制覇した。2000年から8年間はシンガポール、ロンドンと海外を拠点に活動。さらに2006年NPO法人「国境なき芸能団」を立ち上げ、パキスタン・イスラム共和国、ドミニカ共和国、イラクなどで公演。これまで世界三十カ国、八十都市以上でパフォーマンスを繰り広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

16
もがき苦しんで生まれた「パペット落語」を始め、著者は敢えて自らに手枷足枷をし、そこから絞り出されるオンリーワンの笑いづくりに執心する。しかし、それを貫くには信念が必要。「鶴笑は、鶴笑の落語をつくりぃ」との師松鶴の言葉。著者は幸運にも師を誤らなかった。2020/04/13

相馬

2
やっと鶴笑さんの自書。他の本である程度知ってたけど、高校卒業後、松鶴師匠に弟子入りするまでの放浪生活とか、顔外でのチャレンジとかホント凄い。仕事や生活が安定すると逆に不安になったり、海外に移住したり、イラクだろうがどこにでも出かけて行って、舞台やストリートパフォーマンスしたり。そのチャレンジ精神、サービス精神、フットワークにはつくづく感心する。名古屋にも来てくれないかなあ。2018/11/11

やむやむ

1
もっともっと世の若い世代に読んで欲しい本。ロンドンやイラクでの体験は必ず読む人の心を打つし、自分を見つめる良いきっかけにさせてくれる。パペット落語で人気の笑福亭鶴笑師匠がお笑いを武器に世界に挑み、お笑いを武器から平和を考える道具に変えてくれる。自分探しの海外渡航だけに満足せず常に自分が何をしたいか何をするべきか自問を繰り返し、縁を繋げて、成長して、世界の人に、辛い思いをしてる人に楽しさを届けることに成功されたと思う。その波乱ある半生をぐいぐい読ませる文章力もまた素晴らしい。これから頑張って頂きたい。2019/02/09

きぃ

1
先日地元であった鶴笑さんのパペット落語を見に行き本書を購入。落語を見るのも初めてましてやパペット落語って何?状態だったが次々に出てくる小噺や紙切り、なかなか上手くいかない(笑)南京玉簾と息つく暇さえないほど楽しかった!マイクトラブルさえも笑いに変える面白さ。一緒に行った子供達もとても楽しんでいた。「誰かを傷つけてとる笑いもあるが、誰も傷つけないみんなが楽しめる笑い」を目指している鶴笑さんの芸にとても感動した。本書はそんな鶴笑さんの活動が書かれており常に前向きで何があってもへこたれない著者に勇気をもらえる。2015/11/02

kera1019

1
決して順風満帆とは言えない芸人人生、何度挫折を味わってもアグレッシブに自問自答しながら自らの道を切り拓いていく鶴笑さんの姿に感動。「笑い合えば、怒りや憎しみは解けていく。」国境なき芸能団の活動に勇気をもらいました。2014/02/28

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