出版社内容情報
帰化して18年、愛する日本への提言
中国のスパイ! 目つきが悪い、服装が悪い、なまりがひどい、……誹謗中傷の嵐の中、汚名を受けても、私が本当に伝えたかったこと
中国共産党との戦いと、知られざる古代帰化人の歴史……。
私の帰化体験、そして帰化人の持つべき心構え。
今こそ日本の大きなタブー、帰化人問題を考える!
■「在日中国人問題」にどう対処?
■移民大量受け入れの危険性!!
■日本維新の会は親中?
■中国共産党は中国国民の敵であり世界の敵
■突出して深刻化している在日中国人と中国系帰化人問題
■在日中国人の捨てるべき反日感情と中華思想
■中国の国防動員法と国家情報法の危険性
■古代史から見た帰化人の役割とあるべき姿
■「血縁集団」の論理を捨てて日本に溶け込む帰化人氏族
■神道に帰依して日本への精神的同化に努めた帰化人たち
■令和の帰化人・在日外国人事情、そして騒動と犯罪
■ペマ・ギャルポ氏との対談 "日本への恩、我々ができること"
■宮崎正弘氏との対談 "日本に人権差別などない"
愛する家族と愛する日本へ
今は、愛すべき家族と共に古都の奈良に住んでいますが、私にとって、日本の文化と伝統が育まれた大和の地でこれからの人生を送ることができるのは何よりの幸運であり、この日本という国こそは、私と家族にとっての安息の地です。
私自身は、日本の地で、できることなら奈良の地で骨を埋めるつもりです。そして私の息子と私の子孫は、それこそ生粋の日本人としてこの国の中で生きていくこととなるでしょう。
そのためにも、日本という国を、中国の脅威をはじめとするあらゆる脅威から守っていかなければなりません。日本の文化と伝統を、大量移民の流入などの外力による破壊から守らなければなりません。この美しく素晴らしい日本を、われわれの子孫代々に受け継がせていかなければならないのです。
それはすなわち、私、石平、という帰化人一世の切実な思いであり、人生最大の願いなのです。(本文より)
【目次】
第一章 「石平の参議院選出馬」から見た「帰化人問題」
「お前はスパイだ!」、石平出馬への誹謗中傷の嵐 その1
「お前は目つきも人相も悪い!」、石平出馬への誹謗中傷の嵐 その2
卑劣な人種差別者たちと赤裸々な差別暴論
帰化人に対する偏見からの反対意見
「蟻の一穴」に対する危機感と恐怖心
中国からの帰化人に対する警戒心の背後
石平出馬に理解と支持のご意見も
「帰化人問題」を真剣に考える時が来た
第二章 古代史からみた帰化人の役割とあるべき姿
日本の国作りに貢献した帰化人の存在と活躍
縁の下の力持ちとなって天皇と朝廷を支えた秦氏
大和朝廷の中枢で政治・軍事と外交に参画した東漢氏
日本国家の「渡来人優遇政策」と帰化人活用法
「血縁集団」の論理を捨てて日本に溶け込む帰化人氏族
神道に帰依して日本への精神的同化に努めた帰化人たち
帰化人の子孫は確実に、大和民族の一部となっている
第三章 帰化人・在日外国人問題にどう対処すべきか
令和の帰化人・在日外国人事情、そして騒動と犯罪
突出して深刻化している在日中国人と中国系帰化人問題
在日中国人の捨てるべき反日感情と中華思想
中国の国防動員法と国家情報法の危険性
対策:スパイ防止法の制定と帰化制度の厳格化、そして移民大量流入の阻止
私の帰化体験、そして帰化人の持つべき心構え
第四章 対談 ペマ・ギャルポ×石平
日本への恩、我々ができること
お客さんとしての「外人」
お風呂と「時刻表」に驚いた話
チベット仏教と日本人の宗教観
弁護士になる予定で来た日本
天安門事件の意味の大きさ
帰化のきっかけとなった選挙への出馬
日本を失えば行き場がないのは生粋の日本人と同じ
中国共産党は中国国民の敵であり世界の敵
バッジをつける政治、世の中を良くする政治
第五章 対談 宮崎正弘×石平
日本に人権差別などない
古来、差別意識などはない日本
帰化人だらけの古代・平安の日本
日本維新の会は親中?
弥生人が持ち込んだ戦争
繰り返される100年間単位の日本喪失
日本神話を教えない日本
外圧ではなく教育と憲法の問題
壬申の乱は、渡来人がもたらした唯一の危機
後書きに代えて
鑑真和上・蘭渓道隆・無学祖元、わが尊敬する帰化人大先輩たち
内容説明
中国のスパイ!…誹謗中傷の嵐の中、汚名を受けても私が本当に伝えたかったこと。
目次
第一章 「石平の参議院選出馬」から見た「帰化人問題」(「お前はスパイだ!」、石平出馬への誹謗中傷の嵐 その1;「お前は目つきも人相も悪い!」、石平出馬への誹謗中傷の嵐 その2 ほか)
第二章 古代史から見た帰化人の役割とあるべき姿(日本の国作りに貢献した帰化人の存在と活躍;縁の下の力持ちとなって天皇と朝廷を支えた秦氏 ほか)
第三章 帰化人・在日外国人問題にどう対処すべきか(令和の帰化人・在日外国人事情、そして騒動と犯罪;突出して深刻化している在日中国人と中国系帰化人問題 ほか)
第四章 対談 ペマ・ギャルポ×石平 日本への恩、われわができること(お客さんとしての「外人」;お風呂と「時刻表」に驚いた話 ほか)
第五章 対談 宮崎正弘×石平 日本に人権差別などない(古来、差別意識などはない日本;帰化人だらけの古代・平安の日本 ほか)
著者等紹介
石平[セキヘイ]
1962年中国四川省成都市生まれ。1980年北京大学哲学部入学。1983年頃毛沢東暴政の再来を防ぐために、中国民主化運動に情熱を傾ける。同大学卒業後、四川大学哲学部講師を経て、1988年留学のために来日。1989年天安門事件をきっかけに中国と「精神的決別」。1995年神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務。2002年『なぜ中国人は日本人を憎むのか』を刊行して中国における反日感情の高まりについて先見的な警告を発して以来、日中問題・中国問題を中心に評論活動に入り、執筆、講演・テレビ出演などの言論活動を展開。2007年末日本国籍に帰化。2014年『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP)で第23回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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