出版社内容情報
アメリカのトランプ大統領流「狂人戦略」に世界中が翻弄されている。しかしながら、その内在論理を丁寧に分析していくと、目的はただひとつであることが解る。「中国を叩き潰す」ことだ。米中が消耗戦争を展開しているいま、我が国は「国難」(石破首相談)などと言っている場合ではない。これを奇貨として、復活への道をしっかりと築くべきだ。いま、チャンスなのだ。本書は日本を代表する経済記者が、アメリカが?き乱している「世界経済」「米国経済」「中国経済」の現状を丁寧に分析し、日本は何をすべきか、その道標を示すもの。いまこそ〝政治〟は大胆に行動すべきだ。
発売:ワニブックス 発行:ワニ・プラス
【目次】
内容説明
日本には米国に“恩が売れる”優位性がある。いまこそ国益のために行動すべきだ!世界経済の分岐点を現場で50年以上見続けてきた経済記者が、米国経済と中国経済の実相をベースに米中の消耗戦を分析する。それを前提に日本の持つアドバンテージを明確にし、我が国経済再生のための施策を説く「道標の書」
目次
序章 トランプ高関税は米中消耗戦の号砲
第1章 消耗戦が始まった
第2章 米中露新三国志
第3章 石油、ドル、AI
第4章 トランプ流「狂人戦略」の正体
第5章 中国偽りのGDP
第6章 不動産バブル崩壊から金融危機へ
第7章 安値輸出は自滅の道
第8章 希少鉱物戦争の真相
第9章 人民元対ドル
第10章 どうする日本
著者等紹介
田村秀男[タムラヒデオ]
産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員。昭和21(1946)年、高知県生まれ。昭和45(1970)年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、日本経済新聞社に入社。ワシントン特派員、経済部次長・編集委員、米アジア財団(サンフランシスコ)上級フェロー、香港支局長、東京本社編集委員、日本経済研究センター欧米研究会座長(兼任)を経て、平成18(2006)年、産経新聞社に移籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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