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出版社内容情報
元駐イラン大使・元国際情報局局長 孫崎享。
元外務省・情報機関のトップが書き残す、世界の諜報活動の実態と自伝的回想録!
日本で最もスパイと接触、交流した人物が描き出す圧倒的迫力で迫るスパイ・ノンフィクション
■フィクションであるはずのスパイ小説・映画にあるリアルな真実とは
■MI6,CIA,モサド、KGB、世界の主要な諜報機関の実態を網羅
内容説明
MI6、CIA、モサド、KGB。日本で最もスパイと接触・交渉した外交官の自伝的回想録。フィクションであるはずのスパイ映画・小説にみえるリアルな真実とは。
目次
スパイについて考える
英国陸軍学校とロンドン大学スラブ語、スラブ研究学部 1965~1968年
モスクワ大学時代 1968~1969年
モスクワ大使館時代 1969~1971年
調査企画部分析課 1971~1974年
ロンドンに勤務 1976~1978年
再度モスクワ 1978~1980年
分析課長時代 1983~1985年
在イラク大使館勤務 1986~1989年
在カナダ大使館勤務時代 1989~1991年と国際情報局長時代 1997~1999年
駐イラン大使時代 1999~2001年
防衛大学校教授、退官 2002年以降~現在
1 ~ 1件/全1件
- 評価
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ヒロの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jun Masuno
3
元外交官 孫崎さんの回顧録を読む 自身は諜報活動には携わらずだが、今振り返ると当時お付き合いした方々の中でスパイと思われる方がいて、様々なスパイものの創作物と比較しながら振り返るお話し つくづく日本は平和な反面、国際的なプレゼンスが落ち込んでいく模様が描かれています2025/05/08
oko1977
3
- 知が権力者に抑えつけられたときその社会は崩壊する。 - 酒、女、情報には過度に関心をもたないこと、相手の体制を過度に批判しない。 重光葵が突っぱねなければ日本は英語が公用語にされていた。 プロフェッショナルファウル 道徳的に許されないことはあるが、主義のためにちょっとした悪事は許される。2025/02/04
koba23
2
本書を読むと世の中の怪しい出来事は皆スパイのせいのような気がしてくるが、実際当たっていることも多いのでは?陰謀論を鵜呑みにするのも問題だが、頭から否定するのも思考が停止しているような気がする。安倍暗殺に関してはこれからもウオッチしておこうと思った。2025/04/13
みんな本や雑誌が大好き!?
1
共産圏に赴任していた時には、女中など雇われるロシア人はみな「スパイ」。あるとき、日本から大使館にあるソ連の盗聴器を摘発する専門家を呼んだことがあったそうです。するとKGBが怒ったのか、その専門家が公使公邸で一休みしてロシア人女中が出したお茶を飲んだところ、急に激しい体調不良に襲われ、ソ連の病院に行くのも危険だからとフィンランドのヘルシンキまで行き、東京に戻ったそうです。ロシア人女中は、それ以降、大使館には来なくなったとのこと。 いまも中国では似たような悪行が起こっているのではないでしょうか。2025/04/26
まっさん
0
事実は小説よりも奇なり2025/05/08