シギント―最強のインテリジェンス

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シギント―最強のインテリジェンス

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784847074127
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0031

出版社内容情報

本邦初のシギント入門書!!シギントを知らずして、国際情勢は語れない! 
※シギント(SIGINT: signals intelligence)とは、通信、電磁波、信号等など傍受を利用した諜報・諜報活動。

盗聴、ハッキング、国益を賭けた戦いの世界【インテリジェンス・ウォー】

繰り返す、これは架空【フィクション】ではない!

〈救国シンクタンク「国家防衛分析プロジェクト」企画〉

ヒューミント、シギント、イミントの三分野を現場で体験した元警察官僚、元内閣衛星情報センター次長 茂田忠良。
麗澤大学客員教授。情報史学研究家。2023年フジサンケイグループ第39回正論大賞受賞 江崎道朗。
今、最も日本に欠けているインテリジェンス能力を徹底討論。


◆スノーデン漏洩資料の徹底分析!見習うべきはアメリカのシステム
◆インテリジェンス能力がなければまともな反撃など不可能
◆「世界最強のシギント機構」UKUSA(ファイブ・アイズ)
◆インテリジェンスの世界で「専守防衛」は通用しない
◆まともに戦えるようになるために日本版CSSも創設すべき
◆シギント機関の関与なくして“本当のサイバー・セキュリティ”はできない
◆「シギントを進めるヒューミント、ヒューミントを進めるシギント」
◆?「シギント・フレンドリー」なホテルなら部屋の中の会話も筒抜け?
◆ いずれ日本もNSAのような組織の必要性に気付くetc.
 
 アメリカと日本との違いはどこにあるのか。
 ? アメリカには、いわゆるスパイ防止法があるが、日本にはそうした法律がないからだという人がいる。
 たしかにアメリカのような包括的なスパイ防止法はないが、日本にも不正競争防止法、外為法、そして特定秘密保護法などがあり、国家機密や営業秘密を盗んだりするスパイ行為などを処罰できるようになっている。
? ? いま日本に必要なのは、スパイ、違法行為を効率よく見つける捜査手法を「解禁」することなのだ。
 その捜査手法とは、シギント(信号諜報)を活用することだ。
? ?アメリカを含む外国、言い換えれば日本を除く大半の国では、国家シギント機関とセキュリティ・サービスが、安全保障の観点から国内だけでなく国外でも電話、インターネッ
トなどの通信、クレジットカードの取引情報など(シギント)を傍受・分析し、1年365日24時間、自国(と同盟国、同志国)に対する敵対的な活動を監視している。
 ところが日本だけは、こうした行政通信傍受は許されておらず、国家シギント機関も存在しない。 日本は現行憲法9条のもとで正規の国防軍を持たない「異質な国」だが、実はサイバー空間でも、内外のスパイ活動を監視・追跡する国家シギント機関とセキュリティ・サービスを持たない「異質な国」なのだ。

内容説明

本邦初のシギント入門書、これを知らずして国際情勢は語れない。

目次

第1章 インテリジェンスなくして「反撃」なし
第2章 アメリカのインテリジェンスに学べ
第3章 「世界最強のインテシェンス機構」ファイブ・アイズとNSA
第4章 NSAの恐るべき情報収集能力
第5章 「何でもあり」のインテリジェンスの世界
第6章 既に到来、シギントの黄金時代
第7章 「インテリジェンスの本家」イギリスの底力
第8章 サイバーセキュリティ最前線
第9章 日本のインテリジェンス強化のための提言

著者等紹介

茂田忠良[シゲタタダヨシ]
1951年(昭和26年)茨城県生まれ。1975年東京大学法学部(公法科)卒業。1980年米国・デューク大学大学院(政治学)卒業(修士)。1975年警察庁に入庁し主として警備・国際部門で勤務したほか、群馬県警察本部長、埼玉県警察本部長、四国管区警察局長を歴任。警察外では、在イスラエル日本大使館一等書記官、防衛庁陸幕調査部調査別室長・情報本部電波部長、内閣衛星情報センター次長を歴任。2008年退官後にインテリジェンスの学問的研究を始め、2014年から2022年まで日本大学危機管理学部教授としてインテリジェンスを講義。現在インテリジェンス研究に従事

江崎道朗[エザキミチオ]
麗澤大学客員教授。情報史学研究家。1962年(昭和37年)東京都生まれ。九州大学卒業後、国会議員政策スタッフなどを務め、安全保障やインテリジェンス、近現代史研究に従事。2016年夏から本格的に言論活動を開始。産経新聞「正論」欄執筆メンバー。日本戦略研究フォーラム(JFSS)政策提言委員、歴史認識問題研究会副会長、救国シンクタンク理事、国家基本問題研究所企画委員。オンラインサロン「江崎塾」主宰。2023年フジサンケイグループ第39回正論大賞受賞。主な著書に『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』(第27回山本七平賞最終候補作)、『日本は誰と戦ったのか』(第1回アパ日本最高大賞受賞作、ワニブックス)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

125
国際政治において中心となっているシギント(信号諜報)を巡る情報戦について、理解しやすい対談形式で語る。明らかにされるのは国家安全保障のためなら手段を選ばず、やりたい放題になっているインテリジェンスの現状だ。日本は平和だと思い込んでいる国民は、実は盗聴やハッキングという目に見えない部分での戦争に自分たちが巻き込まれているとは想像もしていない。専門のシギント機関がないのは日本くらいで、政治家や官僚も無責任に見て見ぬふりを決め込む。きれいごとの平和ボケを打破し、現実を突きつけることこそ指導者の責務ではないのか。2024/09/02

absinthe

111
本書は、長年情報収集に携わった茂田さんから世界の諜報の現実を聞く対話形式。国際社会は互いの動向を探るため、時には非合法の手段で情報収集を行っている。その様子はスノーデン文書にも示されていた。諜報能力に関して、(意外ではないが)日本の水準は大きく遅れているという。日本の諜報能力を上げるにはまずシギントから取り掛かるのが良いという。シギントは本来ヒューミント、ジオイントなど他の諜報と組み合わさって力を持つが、全てにおいて国際レベルに追い付くのは難しいという。2024/08/28

SGR

7
海外の諜報機関に対して、日本がいかに遅れているかが痛感できます。米英の諜報機関の充実具合に比べて日本では最近の防衛三文書でやっと情報部門の強化を謳いはじめました。特にサイバー分野は有事平事の境界が曖昧のため、ある意味無法地帯になっていて、この分野で遅れている日本はやられたい放題になっています。最終的にアメリカに守られるから、大丈夫といった慢心が引き起こした怠慢が原因の1つだと考えます。サイバー分野の専守防衛は通用しないことを学び、対策と充実をしなければならないと思います。2025/05/01

babochan0517

6
▼衛星センター元次長の著者が一線を退いてから10年が経過しており、我が国のインテリジェンス能力の現状にかかる認識がやや古い点が否めない。▼また、対談形式からか、一部根拠不定の指摘があり、口調の柔らかさも相まって、ところどころ居酒屋談義に陥っている個所もある。▼しかしながら、議論の方向性に総じて誤りはなく、何より類書がないテーマ設定なので、この分野の導入・問題意識の形成には十分に役立つ。加えて、タクティカルレベルの総合調整の不在など、至極妥当な指摘もある。▼NSAの紹介は勉強になった。2024/05/21

とり

5
シギントとは、傍受を中心とした諜報活動のこと。2013年のスノーデン事件で、アメリカの諜報活動の実態が広く知られるところとなったが、本書は、こうした公知となった情報を中心に解説している。インテリジェンスの世界では、バレなければ良いという価値観で、大っぴらにはできなくても日本以外のほとんどすべての国は他国に対し諜報活動を行っている。日本もcookie等で個人情報を収集して企業が利用する分には特に文句を言われないのに、同じことを日本国政府が行おうとすると非難される。この国民意識を変えなければどうにもならない。2024/05/25

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