出版社内容情報
高齢者に急増中の「首下がり症(首下がり症候群)」を世界で初めて解説した一冊!
「首下がり症候群」とは頭が下がってしまい、前を向いていられなくなる症状を指します。さらに症状が進むと、あごがのどにつくようになり、歩くときにふらついたり、口に入れた飲み物や食べ物を飲み込むことが難しくなり、日常生活に支障をきたしてしまいます。首・肩・背中に慢性的なこりや重苦しさ、痛みがあり、頭が重く感じられるのを放置していると、ある日突然、「首下がり症候群」を発症する可能性が高いのです。「首下がり症候群」は早期発見・早期リハビリが何より重要。手遅れになると手術するしかありません。
本書は「首下がり症候群」に陥るメカニズムをやさしく解説し、豊富な図解によるセルフチェックや自宅でできるリハビリ・予防運動、体験談も満載。きっとあなたの健康寿命を延ばしてくれます。
発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
内容説明
首を支える筋肉が衰えて、前を向くのが難しい、歩行困難、嚥下障害etc.で日常生活が不自由に…世界で初めて「首下がり症」を解説した一冊。セルフチェックと自宅でできるリハビリ法も掲載。
目次
第1章 「首下がり症候群」の原因(首下がり症候群とは?;腰曲がりと首下がり ほか)
第2章 「首下がりリスク」をセルフチェック(「首下がり症候群」は芽のうちに見つける!;後頭部の筋肉 ほか)
第3章 「首下がり症候群」の予防と対策(首下がりはQOLも下げる!;うつむき姿勢が引き起こす「ストレートネック」 ほか)
第4章 「首下がり症候群」の治療(首下がりの治療について;衰えた筋肉をセルフチェックで特定 ほか)
著者等紹介
遠藤健司[エンドウケンジ]
東京医科大学准教授。1988年東京医科大学卒業。1992年米国ロックフェラー大学ポスドクとして留学(神経生理学を専攻)。1995年東京医科大学茨城医療センター整形外科医長、2007年東京医科大学整形外科講師、2019年准教授。厚生労働省特定疾患対策研究事業OPLL研究班、自賠責保険顧問医、日本腰痛学会評議員なども務める。腰部脊柱管狭窄症、頸椎後縦靱帯骨化症、脊椎内視鏡手術、脊椎腫瘍、首下がり、骨粗鬆症、脊髄神経生理、椎間板、筋線維、ファシアの研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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