出版社内容情報
「大将を一等賞のレスラーにする!」
1982年、全日本プロレスの天龍源一郎と結婚した嶋田まき代氏は、
女房として、母として、そして時にはチーフとして天龍源一郎を全力で支えてきた。
2020年10月、2度目のがん告知を受けて自らの死期を悟ったまき代氏は、
「妻の私が知る天龍源一郎の〝本当〟を世に遺したい」と、
自らの人生の集大成に取り組んできたが、志半ばで2022年6月24日に天国へと旅立った。
そして、その想いは娘・紋奈へとバトンタッチされた。
全日本プロレス、SWS、WAR、新日本プロレス、ノア、ハッスル、天龍プロジェクト……
茨の道を歩み続けた〝ミスター・プロレス〟と呼ばれる男と、その家族の物語。
「まき代は金も人生も注いでくれたよ」(天龍源一郎)
「私としては〝天龍は、結婚してから奥さんの尻に敷かれている〟と思われるのが嫌だったので、たとえそれが最後の1万円札だったとしても、ありったけのお金を握りしめさせて飲みに行かせました。だから天龍源一郎には家庭臭さがまったくなかったと思います」(嶋田まき代)
内容説明
全日本プロレス、SWS、WAR、ハッスル、天龍プロジェクト…家族で歩み続けた40年間の追憶。
目次
第1章 裕福だった生い立ち―男社会のなかでお転婆に
第2章 天龍源一郎との出会い―私が結婚を決意した理由
第3章 夫、父親としての天龍―誰も知らないその素顔
第4章 プロレスラーの妻として―天龍を絶対に一等賞に!
第5章 全日本退団、SWS、WAR終焉まで―いわれなきバッシング
第6章 タフ・ネゴシエーター―あまりにも険し過ぎた道のり
第7章 父の引退と二人の人生―娘が間近で見た寄り添い合う両親
最終章 誰からも愛された母へ―共に過ごした最後の1年7か月
著者等紹介
嶋田まき代[シマダマキヨ]
1956年12月26日、福岡県朝倉市出身。2歳の時に京都に移住する。1982年9月26日に全日本プロレス所属(当時)の天龍源一郎と結婚。その後、WARでは“チーフ”として団体を支えた。太陽のような天性の明るさで多くのレスラーや関係者からも慕われ、女房として、母として、女将としても周りを照らし続けた。2022年6月24日、永眠
嶋田紋奈[シマダアヤナ]
1983年7月8日生まれ、京都府京都市出身。幼少期より、道場で過ごす時間が多く、プロレスが身近な存在であった。以来、母と共に偉大なプロレスラー・天龍源一郎を支え続ける。『天龍プロジェクト』の代表に就任後は、継続的に興行を手掛けるなど、その手腕を大いに発揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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