陸・海・空 軍人によるウクライナ侵攻分析―日本の未来のために必要なこと

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陸・海・空 軍人によるウクライナ侵攻分析―日本の未来のために必要なこと

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  • サイズ 46判/ページ数 299p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784847072253
  • NDC分類 319.380
  • Cコード C0031

出版社内容情報

■緊急出版 チャンネルくらら 神番組を完全書籍化

この戦争はこう読む!
日本人必読の書
安全保障の考え方、国際法の理解の仕方、軍隊の動かし方、戦争に対する備え方

■テレビでは絶対やらない、やれない!世界一客観的な軍事分析 

・なぜロシア軍はウクライナの制空権を奪えなかったのか?
・ロシア軍が黒海の制海権を握っている
・ロシア軍の動きは「ドクトリン」で読み解かないとわからない
・サイバー戦の“失敗”を地上戦で取り返す?
・ウクライナ軍はなぜ善戦できたのか?
・北方領土の東部軍がウクライナに投入された理由
・プーチンは核を使うのか?
・画期的だった防弾チョッキとヘルメットの供与
・ロシア軍はキエフとハリコフを落としてはいけない?
・ロシア軍の将官クラスの戦死者が増えているのはなぜ?
・ロシアは“言ってること”と“やってること”が全然ちがう
・「ウクライナも悪い」論はナンセンス
・明日は我が身? 日本にも迫る「合理的じゃない戦争」の危機
・マリウポリを見捨てるべきか、死守すべきか
・クリミア侵攻後に“大化け”したウクライナ軍
・新しい国際機関がロシアとウクライナの“妥協点”?
・ロシア軍は化学兵器を使用するのか?
・ロシアはすでに極東に対する計画を作っている
・もしロシアが北海道に侵攻してきたら

ウクライナ侵攻が開始されてから約3週間後の3月17日、ユーチューブに1本の動画がアップされました。
本書のもとになった「陸・海・空 軍人から見たロシアのウクライナ侵攻」シリーズの第1回です。
投稿者は、憲政史家・倉山満氏が主宰するインターネット番組「チャンネルくらら」。
番組の内容は、防衛問題研究家・桜林美佐氏による司会進行のもと、小川清史元西部方面総監(陸上自衛隊)、伊藤俊幸元呉地方総監(海上自衛隊)、小野田治元航空教育集団司令官(航空自衛隊)という陸・海・空の軍事のプロ中のプロがロシアのウクライナ侵攻を最新情報に基づいて分析・考察するというものです。
この手の専門的(マニアック)な番組は、一般的にあまり再生回数が伸びません。
しかし、同番組に関しては、動画がアップされるや再生数が瞬く間に急上昇し(2022年6月末時点で67万回以上再生)、コメント欄には感謝と賞賛の声があふれていきました。

「日本にもこんなに頼もしい将軍がいたのか」
「テレビでは絶対に聞けない解説。わかりやすい上に、奥が深い」
「なぜメディアはもっとこういう軍事の専門家の意見をとり上げないのか」
「地上波でも放送すべき。テレビに出ている自称「有識者」のコメントはもう十分」
「すごいとしか言いようのない考察。自分になかった発想をたくさん学べた」
(番組コメント欄より要約して引用)

内容説明

緊急出版、チャンネルくららの神番組を完全書籍化。プロに聞いたらすごかった!日本人必読の書。安全保障の考え方、国際法の理解の仕方、軍隊の動かし方、戦争に対する備え方。テレビでは絶対やらない!?世界で一番客観的な軍事分析。軍事の専門家のあまりにも理論的な解説に注目。

目次

第1章 ウクライナ侵攻のプロの読み方(なぜロシア軍はウクライナの制空権を奪えなかったのか?;ロシア軍が黒海の制海権を握っている ほか)
第2章 ウクライナ侵攻一か月の分析(ロシア軍はキエフとハリコフを落としてはいけない?;ロシア軍の将官クラスの戦死者が増えているのはなぜ? ほか)
第3章 ロシアの北海道侵略に備えよ(なぜこのタイミングで「総司令官」登場?;ロシア軍はあえて女性や子供を狙っている? ほか)
第4章 マリウポリの攻防と旗艦「モスクワ」の沈没(旗艦「モスクワ」撃沈でロシアはピンチ?;黒海艦隊の司令官がクビになった本当の理由 ほか)
第5章 ウクライナ侵攻の今後(プーチン大統領が冷静さを取り戻した?;飛行機を飛ばさなかったのは天候が理由ではない? ほか)

著者等紹介

小川清史[オガワキヨシ]
昭和35年生まれ。徳島県出身。防衛大学校第26期生、土木工学専攻・陸上自衛隊幹部学校、第36期指揮幕僚課程。米陸軍指揮幕僚大学留学。主要職歴(自衛隊)第8普通科連隊長兼米子駐屯地司令、自衛隊東京地方協力本部長、陸上幕僚監部装備部長、第6師団長、陸上自衛隊幹部学校長、西部方面総監(最終補職)。退職時の階級は「陸将」。現在、日本安全保障戦略研究所上席研究員

伊藤俊幸[イトウトシユキ]
昭和33年生まれ。愛知県名古屋市出身。防衛大学校第25期生。機械工学専攻。筑波大学大学院修士課程修了、修士(地域研究)。主要職歴(自衛隊)潜水艦はやしお艦長、在米国防衛駐在官、海幕情報課長、情報本部情報官、海幕指揮通信情報部長、第二術科学校長、統合幕僚学校長を経て、海上自衛隊呉地方総監(最終補職)。退職時の階級は「海将」金沢工業大学大学院(虎ノ門キャンパス)教授(専門:リスクマネジメント、リーダーシップ・フォロワーシップ)。日本戦略研究フォーラム政策提言委員、日本安全保障・危機管理学会理事、全国防衛協会連合会常任理事

小野田治[オノダオサム]
昭和29年生まれ。神奈川県横浜市出身。防衛大学校第21期生(航空工学専攻)。航空自衛隊幹部学校指揮幕僚課程。防衛研究所一般課程。主要職歴(自衛隊)航空幕僚監部防衛課長、第3補給処長、第7航空団司令兼百里基地司令、航空幕僚監部人事教育部長、西部航空方面隊司令官、航空教育集団司令官(最終補職)。退職時の階級は「空将」。ハーバード大学シニア・フェロー。東芝インフラシステムズ(株)顧問。(一社)日本安全保障戦略研究所上席研究員。(一社)平和・安全保障研究所理事。コールサイン「Axe」

桜林美佐[サクラバヤシミサ]
昭和45年生まれ。東京都出身、日本大学芸術学部卒。防衛・安全保障問題を研究・執筆。2013年防衛研究所特別課程修了。防衛省「防衛生産・技術基盤研究会」、内閣府「災害時多目的船に関する検討会」委員、防衛省「防衛問題を語る懇談会」メンバー等歴任。安全保障懇話会理事。国家基本問題研究所客員研究員。防衛整備基盤協会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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absinthe

140
陸海空自衛隊の元将官たちの座談会。3日で倒せると思い込んで始まっては見たもののまったく出口が見つけられずズルズルと。プロは割とドライな感覚を持つ。戦争に善と悪は無い、合法と非合法があるのだと。合法にも戦争前と戦争中の別の概念があるようだ。書かれたのは2022年5月ころだが、 将官たちの読みはさすがで1年たっても正しく見通せていたと思う。2023/06/14

南北

42
「ウクライナ侵攻」を陸海空の元将官が分析した本。2022年5月までのYouTube動画を文字起こししたものだが、わずか数ヶ月前の出来事でも忘れていたことがあって再認識できたのは良かった。特に戦争を規定する国際法規であるユスアドベルム(武力行使を開始する権利に関する国際法規)とユスインベロ(武力行使開始後の戦争の方法手段に関する関する国際法規)の解説から、他国の領土保全・政治的な独立に対する武力行使と国連の目的と両立しない点において、ロシアが国際法に明確に違反しているとする分析は参考になった。2022/09/29

booklight

35
自衛隊の元陸将、海将、空将による、2022年5月12日までのYouTube「チャンネルくらら」におけるウクライナ情勢分析動画をまとめ。戦略・戦術中心。話が具体的でリアル。ウクライナが戦争をあおった説については、ナンセンス、国際法違反をしている時点でアウト、とはっきり言っている。プロにはそういう明確な線があるんだ。またPDCAを「懐かしい」といってOODAとの違いを説明。生死にかかわるので軍人のPDCAは真剣度が違う。ニュースとギャップも色々説明があり、マスコミレベルだと間違った印象を持つことも多いな。2023/11/25

nagoyan

17
優。あとがきは、2022年7月(8月刊行)だが、話題は同年5月くらいまでの情勢に基づくもので、現状とはしっくりしない点もある。ただ、2月から5月までYoutubeに掲載された動画をもとにしているので、記録的な意味はある。陸海空の高級幹部によるウクライナ戦争の解説。東南部に対する侵攻とキエフ正面では戦争の性格が全く違うという指摘。西側の援助がロシアの対決をコントロールする意図に基いている。ロシアは米軍流の制空権思想とは無縁。ゲラシモフドクトリンに忠実だが、運用面に問題。対するウ軍事思想は欧米流。2022/08/27

さの棒術

7
公開情報から、軍事のプロが分析すると、こうも違うのかと、当たり前だが感心する。既存メディアが伝えるべきを、きちんと伝えていれば、日本の立ち位置が、よりわかるというもの。ロシアがどんなドクトリンで作戦を立てているかが、よくわかり興味深い。日米は海洋国家なので、ロシアのような陸の話は新鮮で面白い。2022/08/24

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