自分を諦めない―191針の勲章

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自分を諦めない―191針の勲章

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  • サイズ 46判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784847071997
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

「もう一度、手術をして、必ず神宮のマウンドに戻ろう」――三度目のトミー・ジョン手術に僕を踏み切らせたのは、〈ケガに敗れて引退はしたくない〉という思いだった。絶対に故障を理由に野球から離れることはしたくなかった。適切な手術をして、正しいリハビリを行えば、必ず復帰できる。僕には、それを証明する義務と責任があった。〈本文より〉

2004年、2013年、2014年と3度にわたってひじにメスを入れリハビリに苦しむ一方、不死鳥のように必ずケガから復帰し「最多勝」「カムバック賞」などタイトルも獲得した館山昌平。
絶頂と絶望を味わった名投手は、何を糧に厳しい世界を17年間生き抜いたのかーーヤクルトの先輩の石川雅規投手、大学の同級生で現読売ジャイアンツコーチの村田修一、大学の同級生で元マネジメント会社勤務の本橋伸一郎、両親……時代時代における5人の視点と証言をもとに、より館山昌平という投手の半生を多角的かつ重層的に探っていく。

さらに、ヤクルト一筋17年で学んだ、逆境を力にするための自分との向き合い方、プロの矜持、ロジカルな思考、新たなる挑戦を語り尽くす。

内容説明

どん底からでもやり直せる。何度でも―自身の体にメスを9度入れても復帰してきたヤクルトの不死鳥が語るロジカル思考、逆境マネジメント術、引退の真実、新たなるチャレンジ。

目次

序章 トミー・ジョン手術はドーピングなのか
第1章 ライパチくんが甲子園球児に
第2章 運命を変えた出会い―石川雅規、村田修一
第3章 故障から始まったプロ野球人生
第4章 「右のエース」と呼ばれて
第5章 たび重なる故障、そしてリハビリの日々
第6章 「不死鳥」と呼ばれて
第7章 燃え尽きた17年間
終章 たとえ何度、倒れようと

著者等紹介

館山昌平[タテヤマショウヘイ]
1981年3月17日生まれ。神奈川県出身。日大藤沢高では3年春にセンバツ4強。日本大学に進学し、2002年ドラフト3位でヤクルトに入団し右のエースとして活躍。2004年、2013年、2014年にトミージョン手術を受けるなどリハビリに苦しむ一方、不死鳥のように必ずケガから復帰し「最多勝」「カムバック賞」などタイトルも獲得した。2019年9月に同年限りでの現役引退を発表。引退後は東北楽天ゴールデンイーグルスの二軍投手コーチを経て、2022年シーズンから岩村明憲が監督を務めるルートインBCリーグ・福島レッドホープスに、投手チーフコーチに就任。BSフジ・フジテレビONE・仙台放送の野球解説者の活動も続ける。YouTube『館山昌平チャンネル』も開設した

長谷川晶一[ハセガワショウイチ]
1970年5月13日生まれ。早稲田大学商学部卒。出版社勤務を経て2003年にノンフィクションライターに。2005年よりプロ野球12球団すべてのファンクラブに入会し続ける、世界でただひとりの「12球団ファンクラブ評論家」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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もとむ

20
ヤクルトの右のエースと言えば館山昌平(左は今なお現役の石川雅規)!この本を読むまで彼のことはそこまで知らなかったけど…僕は彼を尊敬します🫡度重なるケガのため、全身に191針もの手術痕を残して、なお「チームのために」その腕を振るう。その姿勢、その男の引退試合の記述には号泣でした😭「誰かの目を気にするとかできなかった。それ故にイジメにあったこともある。だからといって強いグループにすり寄ることもなかった。だからこそ"群れない。自分を信じてやるだけ"と行動する」この姿勢に力をもらえた人がどれほどいただろうか…2025/02/02

mazda

13
現役のときはほとんど知らなかったのですが、最近YouTubeで発信している姿を見て、普通の投手にはない知的な話し方が印象的で手に取ってみました。それほど目立つ感じではないですが、現役時代は先発、中継ぎ、抑え、様々なポジションをやって結果を出していたことに驚きました。3度にわたるトミージョン手術と1年のリハビリを乗り越えるだけでも大変なのに、投げて結果を出すのは非凡な才能があるからだと思います。今は後進の指導を行っているようですが、これほど理論的に考える人なら、きっといい指導者になるのではないでしょうか。2022/09/04

氷菓子

5
怪我をしないようなピッチングをするにこしたことはないけど、それを気にした投球ではプロ野球で戦えなかった。プロの世界の厳しさが痛いほど伝わる言葉でした。3度のトミージョン手術は館山投手の生き方の象徴であり勲章であると思う。トミージョン手術がドーピングに当たるのではないかという葛藤もあったというのは、そういう発想なかったのでちょっとびっくり。2015年の優勝した試合を現地観戦しましたが、胴上げ後に館山投手が泣いてる姿がビジョンに映った時、彼のここまでの苦労を思ってもらい泣きしてるファン多かったです。2023/01/24

チョビ

5
成績優秀でピアノが得意な芯のあるお坊ちゃんが「たいして素質のない」と結論づけていた野球で立身出世を遂げてゆくサクセスストーリー。一流は記憶力、と言うが、納得するまで考え抜くことが記憶力につながるんだろうな、と思う。また構成も面白く、基本はインタビューをおこしたものだが、時折入る館山氏の信頼する人たちの声が、館山氏の良さを引き出している。流石の長谷川さん、ですね。2022/09/27

hideto

5
自分がプロ野球に興味を持ち、見るようになったのが2017年。そのため、館山さんの全盛期の頃を知らず、引退されるときも「昔、スワローズで活躍した人が引退するのか」ぐらいにしか思っていませんでした。しかし、この本読み、いかに館山さんがケガと戦い、多くの手術を経て復活してきたかがよくわかりました。特に、ほぼ同期とも言える石川投手との関係には感動。どうか、これまでの苦しい経験を、若い投手達に伝えていってほしいです。2022/07/31

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