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出版社内容情報
万博170年の歴史には、人類の野望が刻まれていた
誰がいつどこでなぜはじめたのか。どのような催しだったのか。万博という言葉の認知度に対して、その実態は意外と知られていない。2025年の大阪開催に向け、その一世紀半以上の歴史を紐解きながら、万博が人類にもたらしたものを明かす書籍を出版する。2004年に発売された『「万博」発明発見50の物語』 (講談社)に、著者である久島伸昭が加筆修正。オリジナルでは「50」だった項目数を「100」に増やし、吉本興業(ヨシモトブックス)から発行する。プロデューサー・ディレクターの立川直樹氏が書籍全体の監修を手がける。
発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス
内容説明
万博開催に仕事として携わりつつ、万博を研究してきた著者が書き尽くす、万博の知られざる100のエピソード。1851年の最初の万博会場は鉄とガラス製の温室構造だった。ピカソの『ゲルニカ』は万博出品のために描かれ、モネは「睡蓮」と万博で出会った。エレベーター、動く歩道、自動車、通信…先端技術はどの時代も、万博で競い合われてきた。サクソフォン、バカラ、エルメス、ティファニー…万博をきっかけに世界に広まったものは、枚挙にいとまがない。1867年万博では芸者のおかね、おすみ、おさとが大人気。1900年パリ万博で大ブームとなった貞奴はゲランの香水の名にもなった。チョンマゲで万博を体験した渋沢栄一、6422万人を集めた大阪万博の会場を設計した丹下健三、冷凍マンモス展示のために奮闘した中村利雄…万博の裏にドラマあり。20万字超の原稿、200点以上の参考文献、230点の図版で、著者の20年以上の研究をまとめあげた力作。
目次
万博100の物語目次
万博100の物語
エピローグ―万博跡地巡礼
著者等紹介
久島伸昭[キュウシマノブアキ]
東京大学文学部卒。米国スタンフォード大学経営学部大学院修了。電通入社後、2005年日本国際博覧会室研究開発部長・企画開発部長、2005年日本国際博覧会営業室営業部長、上海万博プロジェクト室長等を歴任。その後、電通北京事務所長、電通ネットワーク・グレーターチャイナCOO、電通イージスネットワークチャイナCOO兼電通チャイナグループCEO、電通ヤング・アンド・ルビカムならびに電通イースリー代表取締役社長等を経て、2020年より電通監査役(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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