出版社内容情報
ソニーでCDやAIBOを開発した天外伺朗(土井利忠)とキヤノンでアクチュエータ研究に従事したのち慶應義塾大学教授に転じ、ロボットの研究に没頭した前野隆司。2人の科学者はなぜ、目には見えないもの、言葉で語りえないものの探求に向かったのか? 実存的変容、ウェルビーイング、悟り、身体知、バーストラウマ、ホログラフィー宇宙モデル、超自我、老年的超越……。互いに越境しつつあるサイエンスとスピリチュアルの最前線を語り尽くす! 人生の真実、宇宙の神秘に触れる知的冒険の書。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス
内容説明
ソニーでCDやAIBOを開発した天外伺朗(土井利忠)とキヤノンでアクチュエータ研究に従事したのち慶應義塾大学教授に転じ、ロボットの研究に没頭した前野隆司。2人の科学者はなぜ、目には見えないもの、言葉では語りえないものの探求に向かったのか?実存的変容、ウェルビーイング、悟り、身体知、バーストラウマ、ホログラフィー宇宙モデル、超自我、老年的超越…。互いに越境しつつあるサイエンスとスピリチュアルの最前線を語り尽くす!
目次
第1章 ロボットから心の研究へ(ロボット工学者だった2人;AIの最先端から見えた風景 ほか)
第2章 経営、教育、医療。天外伺朗の3つの改革(天外伺朗の経営改革;天外伺朗の教育改革 ほか)
第3章 無意識層に巣くうモンスターたち(無意識層(モンスター層と聖なる層)
2種類の心の推進装置と実存的変容 ほか)
第4章 意識の成長・発達のサイクル(意識の成長・発達のサイクル図の概要;分離のプロセス(前個=自我以前から個へ) ほか)
第5章 語りえないものの話をしよう(サイエンスで議論できる領域とできない領域;語りえない世界への挑戦)
著者等紹介
天外伺朗[テンゲシロウ]
ホロトロピック・ネットワーク主宰、天外塾塾長。1943年生まれ。1964年東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。CAD、CDなどのデジタル・オーディオ技術、ワークステーション「NEWS」、エンタテインメントロボット「AIBO」「QRIO」の開発を手がけたのち、上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所社長兼所長、ソニーコンピュータサイエンス研究所取締役ファウンダーなどを歴任。現在、ホロトロピック・ネットワークを主宰し、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導するとともに、企業経営者のためのセミナー、天外塾を開いている。2014年からは「ホワイト企業大賞」も主宰、2021年には、これからの生き方や在り方、暮らし方をみんなで学ぶオンラインサロン「salon de TENGE」をスタートした
前野隆司[マエノタカシ]
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授、ウェルビーイングリサーチセンター長。1962年生まれ。東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了後、キヤノン株式会社でアクチュエータやセンサの研究に従事したのち、慶應義塾大学教授に転じてロボット研究をおこなう。ロボット工学に関連した人工知能の研究途上で、人間の意識に関する仮説「受動意識仮説」を見いだす。現在はヒューマンインターフェース、ロボット、教育、地域社会、ビジネス、幸福な人生、平和な世界まで、さまざまなシステムデザイン・マネジメント研究をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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