食卓で読む一句、二句。―お腹がぐぅーと鳴る、17音の物語

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電子版あり

食卓で読む一句、二句。―お腹がぐぅーと鳴る、17音の物語

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月28日 02時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784847070686
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0076

出版社内容情報

俳句を知らない人も、楽しめる!
好評だった前作『寝る前に読む一句、二句。』に続く、
第2弾のテーマは「食卓」。

『プレバト!!』の俳句コーナーで大人気の
夏井いつきさんが、古今の名句をセレクトし、
実妹である俳人、ローゼン千津さんと歯に衣着せぬ姉妹トークを展開します。


肉ダネがぱんぱんに詰まってはち切れそうな「夏井家特製肉餃子」や、
夫ケンコーさんが作ってくれる、ほくほくの「ニンニク丸揚げ」など、
夏井さんの日常を彩る好物や、
スイスの五つ星ホテルがサーブする「完璧な果物」、
NY・マンハッタンのセンチュリークラブの「ドーバーソール」等、
妹ローゼンさんが体験した、めくるめく美食・珍食の数々など
読むほどにお腹がすくエピソード。
そして、
夏井家のおふくろの味、「味のしない弁当」の由来や、
晩年の父と過ごした年の暮れ、「ニシン蕎麦」の思い出など、
忘れがたい、家族の食卓と味の記憶。

愉快な食の話は、いつしか人生観の核心へ。
俳人姉妹が、全25句、腹一杯語り尽くします。

その他、夏井さんが食をテーマに書き下ろしたコラムも収録。
胃袋から元気になれる、味わい深い一冊です。

内容説明

食べ物のことを考えてる時間って、なんだか幸せ。胃袋から元気になれる!読むほどにお腹がすく「食と俳句」。俳人姉妹が腹一杯、語り合う「おいしい」対談。

目次

第1章 日常の食卓(蒜をみぢんに打つて梅雨一家(鳥居美智子)
乾鮭と並ぶや壁の棕櫚箒(夏目漱石) ほか)
第2章 旅の食卓(避暑にあり温泉卵攻めにあふ(大石悦子)
箸楽ししよつつる鍋の貝ふらふら(阿波野青畝) ほか)
第3章 大勢で囲む食卓(蕗そらまめ花見〓笥にみどり添ふ(大野林火)
ざつくりと割れたるものを闇汁に(岸本尚毅) ほか)
第4章 祝いの食卓(麗らかな朝の焼麺麭はづかしく(日野草城)
寒紅やそのカクテルを私にも(星野椿) ほか)
第5章 思い出の食卓(暗き湖より獲し公魚の夢無數(藤田湘子)
衣被生き方はもう変へられぬ(長谷川せつ子) ほか)

著者等紹介

夏井いつき[ナツイイツキ]
昭和32年生まれ。8年間の中学校国語教諭の後、俳人へ転身。「第8回俳壇賞」受賞。俳句集団「いつき組」組長。創作活動に加えて、俳句の授業「句会ライブ」や講演活動、「俳句甲子園」の創設にも携わるなど、30年以上「俳句の種蒔き」運動を続ける。TBS系「プレバト!!」俳句コーナー出演など、テレビやラジオでも活躍。YouTube「夏井いつき俳句チャンネル」も開設し俳句の普及に邁進している。2015年より俳都松山大使。松山市公式俳句サイト「俳句ポスト365」他、各種媒体で俳句欄の選者を務める

ローゼン千津[ローゼンチズ]
(株)夏井&カンパニーライター。俳号朗善千津。いつき組組員。藍生俳句会会員。藍生新人賞。初代「松山はいくガイド」メンバー。チャイコフスキー国際音楽コンクール金メダルチェリストの夫ナサニエル・ローゼンの付き人。姉は俳人の夏井いつき(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

169
選出した俳句は味わい深いですね。ちゃっかり夏井さんの自分自身の俳句も選出してる(笑)。夏井さんの句、ストレートで情景が浮かんでくる。もちろん他の選出した俳句もいいですよ。今回の掛け合いは夏井さんの旦那さんが加わり、旦那さんはいいアクセントというか隠し味。ただ前作より、掛け合いが長くて間延びしてて、読んでて疲れた。あんた、たった十七音で情景を表現できるけど、話はまとまってないですから!残念!話が脱線しすぎ斬り!こんなレビューを書く俺は才能なし!切腹!(波田陽区風)2021/09/27

yumiha

49
『寝る前に読む…』が面白かったので、次巻をチョイス。「乾鮭と並ぶや壁の棕櫚箒」(夏目漱石)の、鮭と箒の対比が面白い。漱石の時代だからこその目の付け所で、今は電気掃除機だから、句にはなりまへん。「蓬食べてすこし蓬になりにけり」(正木ゆう子)は、図書室で働いていた頃に栞(小学生は栞代わりに指を挟むので)にした一句だったからなつかしかった。また、奈良の「糊こぼし」ちゅう和菓子に興味津々になった。物欲のあまりなさげな夏井いつきには好感度UP。でもセレブしか行けないような店の料理を紹介するローゼン千津には興醒め。2023/03/20

Mimi Ichinohe

7
テレビでお馴染みの俳人夏井いつき先生と妹さんとの会話集。食卓に纏わる会話の中に様々な俳句が挟まれているのですが、家族の雪山遭難エピソードか多すぎてびっくり笑/灯るごとくに風呂吹きの透きとほる(夏井)/余生楽し春のごぼうの匂やかに(夏井)/花満ちて餡がころりと抜け落ちぬ(波多野爽波)/蓬食べてすこし蓬になりにけり(正木ゆう子)/寒紅やそのカクテルを私にも(星野椿)/馴染むとは好きになること味噌雑煮(西村和子)2024/11/13

貧家ピー

7
夏井先生姉妹トーク第2弾、食べ物がテーマ。 同じものを食べて育ったはずだけど、好みが微妙に違ったりして面白い。 「オムレツが上手に焼けて落葉かな」「ある程度夫唱婦随や屠蘇をくむ」2022/03/05

MOTO

5
「厚餡割ればシクと音して雲の峰」あんこを割った時の音が耳元で再現されてく様。確かに『シクッ』だ。俳句ってすごい。2022/03/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18117121
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品