ワニブックスPLUS新書<br> ドイツはなぜ日本を抜き「世界3位」になれたのか―“GDP逆転”納得の理由

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ワニブックスPLUS新書
ドイツはなぜ日本を抜き「世界3位」になれたのか―“GDP逆転”納得の理由

  • 熊谷 徹【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847067068
  • NDC分類 332.34
  • Cコード C0230

出版社内容情報

2023年、日本がGDPで世界4位に転落し、代わりに浮上したのがドイツ!

この結果に対し、ドイツ経済が伸びたというよりは、日本の凋落が激しすぎるとの指摘もありますが、
実際のところはどうなのでしょうか。
本書では、ドイツ在住歴30年以上のジャーナリストが、
現在のリアルなドイツ経済の状況と、日本と比較した際の特徴について、
どのメディアよりもわかりやすく解説します。

・ドイツ経済の主役は中小企業
・B2Bに特化し大衆向け製品を避ける
・ターニングポイントは2010年
・日本を大きく上回る生産性
・デジタル化は日本と同じく遅れている?

など、本書を読めばあなたの知らないドイツ経済の全貌と日本の課題が見えてきます。

内容説明

B2Bを徹底する強い中小企業。1人あたりの圧倒的な生産性。日独間の成長率の差が拡大。労働費用の抑制で競争率UP。円安だけが理由じゃない。日本と産業構造が似ているのに、一体どこで差をつけられたのか?長年ドイツを内側から見つめ続けてきたジャーナリストが経済史を交えて徹底解説!

目次

第1章 55年ぶりにドイツが日本を抜いた
第2章 日本がドイツに抜かれた最大の原因は、成長率の差
第3章 15分で読めるドイツ産業史
第4章 円安とドイツのインフレも順位逆転の一因
第5章 ドイツ経済の危機
第6章 日独再生のカギは高技能移民受け入れとDX

著者等紹介

熊谷徹[クマガイトオル]
1959年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、NHKに入局。ワシントン支局勤務中に、ベルリンの壁崩壊、米ソ首脳会談などを取材。90年からはフリージャーナリストとしてドイツ・ミュンヘン市に在住。『ドイツは過去とどう向き合ってきたか』(高文研)で2007年度平和・協同ジャーナリズム基金賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紙狸

22
2024年9月刊行。GDPの国際比較で、日本は23年、ドイツに抜かれた。円安に理由を帰する議論が多かった。この本は、円安は短期的な理由であり、「それまでの20年間に日独で成長率に差が生じ、名目GDPの差が狭まっていた」ことを指摘する。ドイツの成長の要因として、シュレーダー政権による労働市場・社会保障改革、通貨ユーロの創設、対中貿易の増加、中小企業の国際的強さなどを挙げる。ロシアのウクライナ全面侵攻後、ドイツ経済が困難に直面しているとはいえ、ドイツ経済の強い面を押さえることは日本が教訓を得るためにも重要だ。2024/09/14

sa10b52

3
ドイツ礼賛の本かと思ったらそうではなく、案外日本と同じような問題を抱えているのだと思わせる。面白いのは人手不足で回らわなくなったドイツ社会を日本の未来として眺める私と、人口減少して将来が日本のようになると心配するドイツ人がお互い大変だなあみたいに思われるところ。インダストリー4.0にしろ中小企業が多くて笛吹けど踊らずなのは日本も同じよう。とはいえ労働者の権利意識が尊重される彼の国も本邦はいくらか見習ってよいのでは。2025/02/11

hide

2
最初はドイツを褒めちぎる。シュローダー首相の時代に生産性を高めるために、生活保護者の条件を厳しくし、失業者数を減らしたこと、その時にミニジョブと言う、日本で言う非正規雇用のようなものを増やそうとしたところは興味深かった。後半は、うって変わってドイツがいかに苦境にあるかと言う話。中国とロシアへの依存が大きく裏目に出た。労働力不足で質も大きいく下げていると言うこと。電車の運転手が見つからずキャンセルになるとか笑えない。2024/09/23

ktf-tk

1
単純にドイツが優秀で日本が没落しているという話ではなかった。日本にしろ、ドイツにしろこの先、危機的な状況に陥る可能性が大きいことを示していた。その対処方法として「高齢化・少子化が進む時代に経済を回していくためには、高技能・高学歴移民を増やす以外に、選択肢はない」とドイツ人は考えているとあったが、人的資源を他国に頼らざるを得ない状況は国家としての存続の危機であると思う。人口減少が進んでいるのは日本も同じことだが、自国を支える人が自国の人間でなくなってしまわないようにすべきであろうと思った。2025/02/24

mionne

0
ドイツがすばらしいというわけでは無いことがわかった2025/03/31

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