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出版社内容情報
１００万円単位が当たり前でありながらも、一度”沼”にハマると
抜け出せなくなると言われている高級時計の世界。
どのブランドも魅力的で、国内外でその人気はどんどん高まっています。
こうした中、実際にその高級時計にハマり過ぎて
５０００万円のローンを抱えることになったマンガ家がいた！
・デイトナマラソン？
・レア時計のための「実績」？
・資産価値ってどうなの？
『アホガール』、『カノジョも彼女』などの代表作があり、
２０２３年現在４作品がアニメ化されているマンガ家・ヒロユキによる、
衝撃のお買い物エッセイ。
オメガ、ロレックス、A.ランゲ＆ゾーネ……そしてたどり着いた先は！？
内容説明
『カノジョも彼女』『アホガール』などの代表作を持つマンガ家による衝撃のお買い物エッセイ。
目次
第１章 腕時計との出会い（お金はとても大切；燃え尽きた日 ほか）
第２章 ロレックスを買おう（何はともあれお店へ；「ただいま在庫を切らしております」 ほか）
第３章 もっともっと欲しい（連載開始、そして抑圧；トップブランドを攻めよう ほか）
第４章 借金５０００万円までの道筋（前提；ロレックス沼 ほか）
第５章 時計って楽しい（友達ができる；毎日が少し楽しくなる ほか）
著者等紹介
ヒロユキ［ヒロユキ］
漫画家。石川県出身。代表作に『ドージンワーク』（芳文社）、『マンガ家さんとアシスタントさんと』（スクウェア・エニックス）、『アホガール』、『カノジョも彼女』（共に講談社）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
20
★★★★☆発表している長期シリーズ4作品ともがアニメ化を果たしている漫画家のヒロユキが、高級時計沼にハマってしまった結果、貯金を全て溶かし5000万のローンを組むに至るまでの5年間を述懐するエッセイ。私もイチオタクであるため収集欲は人並み以上にあると自負するが、流石にこれはヤバすぎるだろとドン引きした。だが、週刊連載という体力も精神力も必要な仕事を続けるためには何かしらの燃料が必要で、それが著者にとっては高級時計だったということだと思えば、まだ理解でき…でき…いや無理だわ。2023/10/17
ひみーり
15
Audible デジタルボイスでの朗読だが非現実的な世界と棒読み具合がマッチしてとても良かった。2000万円の時計を大根買わせる位自然に対応してくる店員に恐ろしい物を感じる。大金稼げるってある意味怖いな生活水準下げられなくなる（この人の場合時計だけだが）我々庶民は2000円の単行本買うのにうんうん悩んでいるのに、私も中古本買う買い物中毒になっていたのだがこの本聞いて非常に安堵した、大分有意義な知識だった。2024/03/01
えすてい
15
カノジョも彼女のアニメ二期が始まった。マガジン連載は今年無事に終わり次回作に関しては音沙汰なしのようだ。言わずもがな週刊連載はブラックだ。心臓がいくつあっても足りないかもしれない。連載終了とコロナ禍。前者は漫画家に常に付き纏う恐怖だが、しかしコロナ禍がなかったら、ヒロユキも時計に手を出さなかったか?否である。人は何かに依存したくなる生き物だ。本能的に依存を求めるようにできている。それがヒロユキの場合は仕事である漫画執筆と高級時計。月々150万円返済。現時点で破産には至らないが売却を禁止してるブランド→2023/10/13
あつお
12
人間の様々な欲求について考える本。 本書は、漫画家ヒロユキさんが高級腕時計への執着から5000万円の借金を抱えるまでの話です。金銭的には豊かであったものの、時間的な拘束から自由がなく、人間関係を築く余裕も失っていました。腕時計の購入を通じて一時的な満足と高揚感を得ていましたが、後に冷たい現実に直面します。自分を見つめ、真に価値のあるものを見極める重要性を教える一冊。人間の欲求の根底を考えさせる作品です。2024/06/20
ぴんく
8
これはおもしろい！わたしが決して見ることのできない世界だ。高級腕時計の魅力のあれこれ。願わくば、購入した商品たちをビジュアルで見たかったかな。漫画家だって、知らない人だなーと思ってたけど、アホガールの人か！知ってるよ笑笑やはり漫画家ならビジュアルで紹介して欲しかったなやっぱり。版権の関係なんだろうか。わたしにコレクションは無理だけど、YouTubeで探せば魅力を語る人はたくさん出てくるだろう、引き続き覗き見したい。2024/01/14
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