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出版社内容情報
内閣官房参与経験者が「親中国」的な政治家たちの危険性と中国に対して「抗う」姿勢の必然性を解説。
内容説明
領土・産業・精神―日本はすでに侵食されている。コロナ禍でも中国に「買われる」北海道。天安門事件で中国を「救ってしまった」日本の黒歴史。岸田内閣による経済安全保障は超重要政策。中国から身を守るための処方箋。内閣官房参与経験者が全日本人に提言。
目次
第1章 蝕まれる世界―恐るべき中国の新帝国主義
第2章 蝕まれる日本―買い叩かれる日本の資産
第3章 蝕まれた精神―偽善に塗れた「日中友好」
第4章 蝕まれる領土―「嫌中」が導く日本の自滅
第5章 「抗中論」で独立し、世界秩序を形成せよ
付録 日本を蝕む中国の「対日世論工作」
著者等紹介
藤井聡[フジイサトシ]
1968年生まれ。京都大学大学院工学研究科教授(都市社会工学専攻)。京都大学工学部卒、同大学院修了後、同大学助教授、イエテボリ大学心理学科研究員、東京工業大学助教授、教授等を経て、2009年より現職。また、11年より京都大学レジリエンス実践ユニット長、12年より18年まで安倍内閣・内閣官房参与(防災減災ニューディール担当)、18年よりカールスタッド大学客員教授、ならびに『表現者クライテリオン』編集長。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。専門は公共政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Daisuke Oyamada
32
私たち日本人が知らないところで、日本の領土・産業・精神が中国に蝕まれているという。かつて日本にとって中国は格下で、経済でも日本の足元にも及ばない。そんな風に思っていたが、現在では日本を代表するような企業も中国資本の傘下になるような時代になった。 もはや「日本は中国より上」という時代ではなくなった。しかし、認めたくないメディアは日本国民に対し、中国人はマナーが悪いとか、食品に変な物が・・・ https://190dai.com/2024/02/18/日本を喰う中国-「蝕む国」から身を守るための/2024/02/26
くらーく
6
特に目新しい事は無いかな。いわゆるネトウヨ系で言われている事をまとめた感じ。道産子としては、ニセコは既に租界のようで近寄れないし(しばらくスキーに行っていないなあ)。 経済でこれだけ差を付けられては仕方ないですね。しかも、中国は経済界の後ろで共産党と言う中国のベースが後押しする訳ですから。どうして、こんなに中国を太らせたのか、世界の工場にしたのは、誰か。今頃になってあたふたしている先進国と言われる欧米+日本。愚かだねえ。 まあ、誤りを認めて、軌道修正するんだったら、早い方が良いわね。衣服は十分でしょ。2022/04/09
jack
4
こんなにも、日本企業が中国資本となっているとは。物を作らない国は滅ぶ。☆5.02022/01/30
りっちー
2
知人が読んでいたので触発されて読みました。事実に基づいた状況説明は納得できるものではありますが、感情的な言い切りも多く、話半分?と思ってしまう。 話半分だとしても、由々しきことは理解できるので、うなづける点も多い。 こういった視点でニュースや世の中を見る事も必要だと思う著作で、内容に呑み込まれない、適度な距離を置いて理解できる人におススメします。2022/10/01
しまっち
2
audibleで聴了。親中でも嫌中でもない「抗中論」を説く。初めて知ることも多かった。もっと政治ニュースに関心を持って勉強が必要だと思った。2022/05/12