ワニブックスPLUS新書
1970年代のプログレ―5大バンドの素晴らしき世界

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  • サイズ B40判/ページ数 285p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847066566
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

1960年代末~70年代、たった数年間ではあるものの、
ヒットチャートを独占していたプログレッシブロック。
その代表的な5バンドの斬新なサウンドとメッセージを
徹底的に語り尽くす一冊。

○キング・クリムゾン
○ピンク・フロイド
○イエス
○エマーソン・レイク&パーマー
○ジェネシス

彼らの偉大なる功績をたどり、現在では失われてしまった
刺激に満ちた世界にいま一度ご案内いたします。

内容説明

ピンク・フロイド、エマーソン・レイク&パーマー、イエス、ジェネシス、キング・クリムゾン―ロック史に輝く唯一無二のサウンドとメッセージ。偉大なる足跡をたどり、今日的意義を問う!

目次

序章 1967年、1969年、1973年
第1章 プログレの定義と作法
第2章 主要曲分析・プログレの感動はラストにあり
第3章 主要曲分析・プログレの聴きどころ
第4章 絶頂期と代表作
第5章 プログレとは何か?

著者等紹介

馬庭教二[マニワキョウジ]
1959年島根県生まれ。大学卒業後、児童書・歴史書出版社勤務の後、角川書店(現KADOKAWA)入社。「ザテレビジョン」「関西ウォーカー」「月刊フィーチャー」等情報誌、カルチャー誌編集長を歴任。雑誌局長を経て、現在、2021年室長、エグゼクティブプロデューサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

105
中学生の頃にプログレ・バンドというのを知り初めて聞いた。たしかピンク・フロイドの「原子心母」だと思う。牛が振り向いたジャケットの写真が印象的でわくわくして聞いたらよくわからなかったのが感想だ。ビートルズのようなメロディーやリズムではなく聞いているうちに下向きになるような気がした。この本はそんなプログレ5大バンドについて語られたもの。キング・クリムゾン、ジェネシス、EL&P、イエス。今ではネット配信で簡単に聞ける彼らの音楽も当時はLP も非常に高価で聞きたくても聞けないことが普通だった、 2021/07/01

1959のコールマン

77
☆4。一応、入門書のような体裁をしているが、むしろある程度のレベルのプログレ・ファンがああだこうだとツッコミをいれる本だと思う。分量としては中途半端。著者の個人的な思い入れの部分をざっくり削除するか、曲紹介を削除して、その分を分析に回した方が良かったのでは? まあでも著者の年代に近いせいか、「レコードの分担制」には、ああそうだったよね、と懐かしさを感じた。ちなみに私の「担当」はクリムゾンだった。「太陽と戦慄」は何これ理解不能と友人たちによく言われた。個人的には面白く読めたが、あまりお勧めできないなあ。2021/04/23

ホークス

46
2021年刊。1960年代末から70年代に一時代を築いたプログレッシヴ・ロックを回顧する。メンバー情報や哲学に興味は無いけど「心地よさ」の部分に共感した。著者はイエスのアルバム『危機』に感じた「心地よさ」でプログレにハマった。納豆や演歌やクラウン(車)など、クセのあるものほどファンを生む。プログレはその典型。視聴経験の少ない私も一部のプログレは好き。パイプオルガンを使ったりする荘厳な曲が良い。『クリムゾンキングの宮殿』とか。アルバムはピーター・ガブリエルの『III』。絶望感が堪らない。もう変態。でも楽しい2021/06/17

Sam

36
タイトルみて衝動買い。私は「危機」と「クリムゾン・キングの宮殿」が大好きでいまでもよく聴いているのだが、ここで「5大バンド」とされてる中ではELPもジェネシスもほとんど知らない。よって全く理解の及ばぬ箇所も多かったのだが、せっかく知識も増えたのでいまさらながら改めてもう少し網羅的に聴いてみようと思った。それにしてもいつの間にやら「21世紀の精神異常者」って表記はダメになったらしく、いまは「21世紀のスキツォイド・マン」だそうです。このご時世仕方ないんだろうけどなんだかぜんぜんピンと来ず。 2021/04/17

おおにし

21
作者とは一歳違いで70年代プログレについてのリアル体験は共通項が多く、当時のことを思い出しながら一気に読んだ。ただし、私にはプログレ仲間が少なくて自分一人でレコード収集していたので、購入できたLPが限定的で、登場するアルバムで今でも聴いたことがないものが結構ある(特にジェネシス)。ただ著者に対して一つ自慢できるのは73年のイエス日本公演に行ったことかな。2021/05/05

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