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出版社内容情報
今年1月の就任以来、矢継ぎ早に大統領令に署名し、世界中を混乱させている印象のトランプ。パナマ運河管理権の取得、グリーンランドの所有・管理、「カナダはアメリカの51番目の州になるべき」発言、メキシコ湾の「アメリカ湾」への名称変更、ウクライナ戦争停戦交渉仲介でのロシアへの肩入れ、貿易相手国への相互関税導入……一見すると滅茶苦茶で自分勝手な政策のようだが、その内在的論理を紐解くと明確な目的が炙りだされてくる。元陸将でインテリジェンスの世界でも活躍した著者による、実体験を基にした丁寧な解説で、トランプ政権の目指すものがしっかりと理解できる。
発売:ワニブックス 発行:ワニ・プラス
内容説明
就任以来、矢継ぎ早に大統領令に署名し、世界中を混乱させているトランプ。一見すると滅茶苦茶で自分勝手な政策のようだが、その内在的論理を紐解くと明確な目的が炙りだされてくる。元陸将でインテリジェンスの世界でも活躍した著者による実体験を基にした丁寧な解説で、トランプ政権の目指すものがしっかりと理解できる書!
目次
第1章 すでに米中戦争は始まっている―米中「関税戦争」は「戦争」の始まり
第2章 第2次トランプ政権誕生
第3章 アメリカを偉大にした(Made America Great)セオドア・ルーズヴェルト大統領
第4章 マハンのシーパワー理論=アメリカ帝国主義の理論とは
第5章 中国もマハンの門徒―米中覇権争いの根本理由
第6章 ウクライナ戦争の和平調停から読み解くトランプ政権の展望
第7章 米中覇権争いの展望
第8章 トランプ政権の対日要求など
第9章 日本の防衛力強化の現状と課題
第10章 トランプが引き起こした激変の時代に日本が生き残るための方策
著者等紹介
福山〓[フクヤマタカシ]
元陸将。1947年、長崎県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。1990年、外務省に出向。その後、大韓民国防衛駐在官として朝鮮半島のインテリジェンスに関わる。1993年、連隊長として地下鉄サリン事件の除染作戦を指揮。九州補給処処長時には九州の防衛を担当する西部方面隊の兵站を担った。その後、西部方面総監部幕僚長・陸将で2005年に退官。ハーバード大学アジアセンター上級客員研究員を経て、現在は執筆・講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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