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出版社内容情報
東京と熊本の2拠点で、免疫療法による「赤木メソッド」によって、標準治療では見放された数多くのがん難民の方々を救ってきた著者による最新作。日本では年間100万人の人々ががんを患い、治療が成功したあともがんの再発の恐怖に怯えている。しかし、がんサバイバーたちのその思いに明確に答えてくれる医師も情報も少ないのが現状である。
赤木氏はある患者に対する再発の早期発見・早期治療の経験を経て、がんの再発に向き合う大切さを再確認した。そして、本書でそのための方法論を提案する。本書では、直腸がんの再発を恐れて、著者のクリニックを訪ねた作家(匿名のライターMさん)の具体的な治療体験を交え、再発を「どう防ぎ、どう治す」のかという究極の問いに答える。
発売:ワニブックス 発行:ワニ・プラス
内容説明
がん治療の限界を超えた「かなり確かな再発予防」「がんの帯状疱疹化」が意味するもの。直腸がんステージ3、手術は成功したものの、再発の恐れを抱き続けるライターM氏は赤木純史医師のもとを訪ねた。
目次
序章
第1章 がんはメスでは取り切れない
第2章 抗がん剤で「再発予防」の笑えない皮肉
第3章 免疫療法に革命をもたらした、水素ガスのマジカル・パワー
第4章 「再発予防」は標準治療の管轄外
第5章 「手術をしない選択」が「再発予防」の第一歩
第6章 再発予防の経済学
第7章 がんの「再発予防」は、免疫状態を良好に保つことにつきる
終章
著者等紹介
赤木純児[アカギジュンジ]
医療法人全健会(くまもと免疫統合医療クリニック、TOKYO免疫統合医療クリニック)理事長。1977年、九州大学文学部を卒業後、宮崎医科大学(現宮崎大学医学部)に入り直し、1983年に卒業。熊本大学大学院医学研究科博士課程修了後、1992年から1995年まで、アメリカの国立衛生研究所の国立癌研究所に留学し、腫瘍免疫を学ぶ。帰国後、熊本大学医学部付属病院第二外科(現消化器外科)勤務、玉名地域保健医療センター院長を経て現職
ライターM[ライターM]
1957年、東京生まれ。20年間の出版社勤務を経てフリーライターに。ペンネームを使い十数冊の自著を上梓、現在に到る。2022年4月に直腸がんを患い、手術後、標準治療の再発予防に不信感を覚えて、予防の重点を免疫療法に移した。以後、赤木純児医師が理事長を務める『TOKYO免疫統合医療クリニック』でがんの再発予防に照準を当てた検査および治療を受け続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。