- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > ワニブックスPLUS新書
出版社内容情報
日々100人近くの患者と接してきた横浜市の認知症サポート医が提唱する、今日から救われる認知症介護のヒント。
認知症を患った家族への介護は、見えない不安と戦いながら日々。だれでも苛立ちや悲しみからつい声を荒げて自分を責める経験があるはず。著者は「まず介護する人は自分にやさしくなりなさい」と語ります。自分の生活を介護一色にせず、自分の時間、そして楽しむ時間を持つことで、はじめて相手に対してもやさしくなれるのです。認知症介護の基本は「HSS・AKB」、つまり、H=否定しない、S=叱らない、S=説得しない、A=焦らせない(急がせない)、K=傷つけない(自尊心を)、B=びっくりさせない。これだけ知っていれば十分と説く筆者のメッセージが介護に疲れた人の気持ちをグンと楽にしてくれます。
内容説明
認知症を患った家族への介護は、見えない不安と戦いながら日々。だれでも苛立ちや悲しみからつい声を荒げて自分を責める経験があるはず。著者は「まず介護する人は自分にやさしくなりなさい」と語ります。自分の生活を介護一色にせず、自分の時間、そして楽しむ時間を持つことで、はじめて相手に対してもやさしくなれるのです。認知症介護の基本は「HSS・AKB」、つまり、H=否定しない、S=叱らない、S=説得しない、A=焦らせない(急がせない)、K=傷つけない(自尊心を)、B=びっくりさせない。これだけ知っていれば十分と説く筆者のメッセージが介護に疲れた人の気持ちをグンと楽にしてくれます。
目次
第1章 早く見つければ、やさしくなれる―「早期発見・早期治療」が認知症ケアの第一歩(普段の「あれ、おかしいな」を見逃さない;早期発見のために「疑わしきは何度でも相談」を ほか)
第2章 正しく知れば、やさしくなれる―わからないから不安が大きくなる(認知症は“ひとつの病気”ではない;4つのタイプが認知症の8割以上 ほか)
第3章 心に寄り添えば、やさしくなれる―病気になっても「心」は失われない(「気持ちを思いやる」ということ;寄り添うために、精一杯の想像力を働かせて ほか)
第4章 自分を大事にすれば、やさしくなれる―任せることは「逃げ」ではない(プチ手抜きのMST―自分の暮らしを介護一色にしない;M―任せる 任せるのは“恥”でも“逃げ”でもない ほか)
著者等紹介
板東邦秋[バンドウクニアキ]
ばんどうクリニック院長・医学博士。1981年日本医科大学医学部卒業、順天堂大学脳神経外科入局。藤沢市民病院脳神経外科部長を経て、2006年ばんどうクリニックを開院。認知症や抗加齢および脳神経外科や脳卒中の専門医でもあり、日本医師会認知症サポート医。神奈川県下の認知症クリニックとして最多の認知症症例数を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みこ
kaz