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出版社内容情報
著者、青山繁晴氏のベストセラー、『日中の興亡』が大幅加筆修正を経て新書化された。南シナ海から東シナ海へと、もはや領土的野心と世界の覇権を握ろうとする野望を隠そうともしない中国に対して、日本がどう立ち向かうのかを説く必読の一冊。
内容説明
中国は古来ずっと同じことを考えている。それを知らねば、やがて「日本族」と呼ばれることになる。では、ぼくらは何を考え、行動するのか。
目次
始まりの章 滅びの門
第2の章 中華思想という幻は終わらない
第3の章 中国は次は東にすすむ
第4の章 中国が狙っている「第四の資源」
第5の章 軍事なき外交は無力である
第6の章 「円」こそ、国際通貨である
第7の章 二〇一〇年、東アジアは激動する
第8の章 これが日中謀略戦の実態だ
第9の章 日本がすべきこと
終わりの章 希望の門
著者等紹介
青山繁晴[アオヤマシゲハル]
作家、参議院議員、新しい議員グループ「日本の尊厳と国益を護る会」(護る会)代表幹事、東大自由研究ゼミ講師、近畿大客員教授。神戸市生まれ。慶大文学部中退、早大政経学部卒業。共同通信記者、三菱総研研究員を経て、独立総合研究所(独研)の代表取締役社長・兼・首席研究員。2016(平成28)年、独研を退き参議選当選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
115
2019/12/31 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2020/1/31〜2/6 憂国の士、青山さんの2008年の著書に新たに追記した作品。今から12年前、既に台頭しつつあった中国であるが、2020年、まさに帝国主義を打ち出して、周辺に圧力をかけてくる。日本の外交力が問われている。全く心許無いが。2020/02/06
謙信公
13
2008年刊行『日中の興亡』を新書化。意外にも日中に興亡史はなかった。日中戦争は日本が西洋列強の隣国支配を黙認しなかったため。中国の狙いは漢民族支配の明代に戻すこと。それを知らねば、やがて「日本族」と呼ばれることになる。安倍首相でさえ習近平を国賓で迎えようとした(コロナ禍で話は消えたが)。このままの道を往くならば、政治と経済は中国、エネルギーはロシアとアメリカ、安全保障はアメリカの属国になる。14億人のマーケット、裏を返せば日本の工場進出による失業予備軍の救済。日本なしには成立しない経済にすることが大事。2023/05/24
誰かのプリン
13
憲法九条の足枷が日本を中国の属国へと導く。早く何とかしなければ。2020/05/13
今日のホームラン
10
★★★★★ 2008年に創刊、新たに加筆、修正されたものだそうですが、日本に対する中国の当時から一貫した国家戦略や中国の国家観がとてもわかりやすく解説されていて納得します。 青山さんの子々孫々に対して人としてのあり方のようなものに大変共感します。 武漢ウィルスによって大変な状況のなか、青山議員代表の「日本の尊厳と国益を護る会」に対する期待は高まるばかりです。2020/04/25
乱読家 護る会支持!
5
2008年時点での青山さんの警告。いまのままの日本では、政治と経済は中国、エネルギーがロシアとアメリカ、安全保障がアメリカの、それぞれ属国化する。そして、現在もその状況は変わらない。将来、中国に「日本族」と呼ばせてはならない。 まずは、習近平の国賓としての来日には絶対的に反対します! #立ち読みでもいいので読みましょう2020/01/03