ワニブックスPLUS新書<br> 認知症の親と「成年後見人」―後見人なしで最後まで親に寄り添う方法

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ワニブックスPLUS新書
認知症の親と「成年後見人」―後見人なしで最後まで親に寄り添う方法

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  • サイズ B40判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847061325
  • NDC分類 324.65
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「父は認知症、母は危篤」という大ピンチに、著者は「すぐにお金が必要なのに父親の銀行口座のお金が下ろせない」というさらなるピンチに陥る。その後「定期預金が解約できない」「遺産相続ができない」「施設の契約もできないかも」といった不安から、勧められるまま「成年後見制度」を利用することとなる。しかし、その後押し寄せてきたのは、煩雑な手続きと、思いもかけない出費、理不尽なルールの山だった! 「後見制度なんか使うんじゃなかった!」と思ってもあとの祭り。著者の「大きな後悔」から取材が始まった。

内容紹介

●成年後見人を立てるとこんな悲劇が!

子供が親の成年後見人になれるとは限らない
弁護士や司法書士が後見人になると年間20万円はかかる
「いらない」と言ってもついてくる「監督人」
父といっしょの食事代さえ認められない
相続放棄も、相続税対策もできません!
日本の後見制度は不備だらけ

●これだけ知っておけば後見人なんかいらない

緊急時の口座引き出しができないわけではない
認知症だからといって署名さえできないとは限らない
介護保険の申請、施設の入所契約は家族でもできる
キャッシュカードの暗証番号は冗談っぽく聞いておこう
相続は親が元気なうちに遺言状を!
買い物などの契約解除は「クーリングオフ」を使え
定期預金と銀行の貸金庫はなるべく早く解約を


●その他の項目
どうしても後見人が必要なとき
遺言状の作り方
注目される市民後見人
家族信託とは
任意後見制度とは
不動産売却はどうなるか

など

内容説明

父の成年後見人になった僕につぎつぎ悲劇が襲ってきた!成年後見人を立てる前に知っておくべきこと。

目次

第1章 「成年後見人」って何なんだ?(判断能力が衰えた人を支援する「成年後見制度」;成年後見人が「できること」 ほか)
第2章 成年後見人になると、悲劇が始まった!(「いらない」と思っても付けられる「監督人」;「監督人」の報酬がなんと年間24万円 ほか)
第3章 問題だらけの成年後見制度(専門職後見人が付くと「父との旅行」にも「お伺い」が必要になる;裁判所は弁護士や司法書士の「人間性」などチェックしていない ほか)
第4章 成年後見人を付けなくても何とかなる!(「家族は親の口座からお金を下ろせない」とは限らない;ネットを検索すると「下ろせない」のオンパレード ほか)
第5章 本当に成年後見制度が必要なとき(おひとりさま老人を救う成年後見制度;頼る親族のいない「独り身世帯」が増えている ほか)

著者等紹介

永峰英太郎[ナガミネエイタロウ]
1969年東京都生まれ。明治大学政治経済学部卒。業界紙・夕刊紙記者、出版社勤務を経て、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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honyomuhito

65
最近耳にすることが増えた成年後見人制度。認知症や知的障害、精神障害などによる判断能力の衰えにより、本人に代わり親族や専門職の後見人が預貯金の管理や各種契約を支援するものである。しかしこの仕組みにはリスクがある。行政システムを利用することが有効な場合もある。情報を知った上でギリギリまで親族間で問題を共有し、自力で解決しようとすることが最善なこともある。それぞれの状況や家庭によって必要で可能な手段は異なるのかもしれない。https://chirakattahondana.com/認知症の親と「成年後見人」/2019/06/24

わんつーろっく

24
2000年に同時に始まった介護保険制度と成年後見制度の矛盾や、福祉や医療の現場対応が制度に追いついていないことなど、その難しさを知った。身寄りのない方にとっては、後見制度頼りとなるが、日頃交流のある親子なら、わざわざ後見人を付けなくても何とかなる!と。そのためには、親が加入している保険や銀行口座の把握、元気なうちに「遺言書」を用意しておくなど。そもそも、被後見人の財産を守るとはいえ、金融機関や専門職の方たちが儲かるように出来ているのだと実感した。2025/05/14

ぐっち

23
母の介護費用を母の年金から払いたい…というシンプルな希望なのだが、相談したり本を読むたびこの「成年後見人」という名称が出てくるので読んでみた。作者さんは、父が亡くなった後の相続や母の介護のために(うちと同じ)、自分が成年後見人になって後悔しているというケース。自分が後見人になっても、自由が利かないし、後見人の監督人に報酬を払う(!)というのは一緒のようだということが分かった。ううむ使いにくい。介護とか相続とかのお金の決まり事が年々変わっているみたいなのでもう少しいろいろ知って考えたい。2022/01/08

だいふく

7
手続き必要かな?と思っていたところ出会った本。まずは焦らず、じっくり考えた方がよさそう。2024/10/21

Kazuo Ebihara

4
わが家が直面する課題にぴったりの本に タイミングよく図書館で出逢いました。 著者が自身の体験を基に、 成年後見人制度のコストや、 様々な不都合な点について語っています。 大いに参考になりました。 2018/08/05

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