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出版社内容情報
家族を自宅で看取りたい、人生の最後を自宅で迎えたいという人が増えています。そんな人たちをサポートする「看取り士」という人たち存在をご存じだろうか。家族や本人から依頼を受けた看取り士は、余命告知から納棺までに寄り添い本人の死への恐怖をやわらげ、見送る家族の不安に対応する。彼らの活動をその実例とともに取材したノンフィクション。そこには、人間的な、温かくて幸せな死の時間が流れていた。序章 温かくて幸せな死の時間をつくりだす人たち第1章 「いのちのバトン」を受けとる第2章 親を看取って受け取ったもの第3章 誰でも学べる幸せな死に方と看取り方第4章 私が看取り士になった理由第5章 死は「残念な敗北」から「大切な締めくくり」へ
内容説明
現在、亡くなる人の約75%は病院で最期を迎えている。しかし人生最期の2週間程度は自宅で家族と過ごし、大病院のうら寂しい裏口ではなく、狭くても自宅玄関から肉親を堂々と送り出したいと考える人たちが近年増えている。背景には病院のベッドで寝たきりで、口さえきけない状態で生かされつづける延命治療への生理的な嫌悪感があることは間違いない。自宅での看取りを本人や家族から依頼されて余命告知から納棺までに寄り添い、本人の死への恐怖をやわらげ、家族の不安に対応する「看取り士」という人たちがいる。
目次
序章 温かくて幸せな死の時間をつくり出す人たち
第1章 「いのちのバトン」を受けとる
第2章 親を看取って受けとったもの
第3章 誰でも学べる幸せな死に方と看取り方
第4章 私が看取り士になった理由
第5章 「残念な敗北」から「大切な締めくくり」へ
終章 「看取り」から「MITORI」へ
著者等紹介
荒川龍[アラカワリュウ]
1963年大阪生まれ。韓国の延世大学で1年間韓国語を学んでから帰国して大学卒業後、週刊誌の記者になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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