- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > ワニブックスPLUS新書
内容説明
日本の国、国民が持つ思考と行動のパターン=“国癖”の恐ろしさ。明治維新から日清・日露戦争を経て、世界の一流国を気取りやがて15年戦争の結果、二度の原爆投下を受け、すべてをリセットさせられ、地を這う被占領国に逆戻り。そこから立ちあがってきた私たちの国は、今再び、東日本大震災、福島第一原発事故からさらに救いようのない終末に向かって突進している。その「78年周期」という歴史の見えざる手を注視せよ。
目次
第1章 混乱―体制確立期(外からの力;リーダーの年齢;天皇の権威;特権廃止;右へならえの風潮;内乱の危機)
第2章 成長期(問題を抱え込みながらも)(目標;内在する不満1;お手本;第一の峠;ないざいする不満2;達成)
第3章 調整・世代交代―うたかたの夢(調整・安定;改元(世代交代)
うたかたの夢
世界情勢
激震・時代の区切り)
第4章 閉塞感と格差社会(長引く不況;格差社会;東北の悲劇;政治へのいらだち;追い詰められて)
第5章 最後の十五年―体制崩壊期(世界のルール;トップと官僚;弾圧;暴走と暴発;天皇を戴く;ウルトラC)
第6章 大破局か?再スタートか?
著者等紹介
藤井青銅[フジイセイドウ]
1955年山口県生まれ。第一回「星新一ショートショートコンテスト」入賞を機に作家・脚本家・放送作家になる。ドキュメンタリー「サルたちの永田町」がギャラクシー賞ラジオ選奨、ドラマ「韃靼漂流記」が民放連優秀賞、「ラジオから生まれた架空のアイドル芳賀ゆい」が民放連活動部門賞、作・演出・プロデュースした「いっこく堂ボイスイリュージョン」が芸術祭新人賞。著書には歴史関係も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
なつみかん
とろりんとう
しま
ひろにぃ(雑学大好き)