ワニブックス〈ｐｌｕｓ〉新書 「みかんの島」の介護日記―２３歳のリエとナオミが挑んだ不器用で誠実な福祉の道

山口放送【著】

ワニ・プラス（2010/08発売）

• サイズ 新書判／ページ数 284p／高さ 18cm
• 商品コード 9784847060083
• NDC分類 369.26
• Cコード C0236

内容説明

瀬戸内海に浮かぶ過疎の周防大島で、ＮＰＯ法人「海祐会」を立ち上げ、訪問介護からグループホーム設立へと、理想の２４時間３６５日介護の実現に邁進する青見理絵と中津尚美の９年間の記録。

目次

二〇〇二年夏、出会い
みかんの島の同級生
訪問介護の現場から
おじいちゃん、おばあちゃんと向き合って
夢のグループホーム
一進一退の日々
もっともっと、地域に溶け込むこと
夢の階段の途中
住み慣れた家にいたい
別れと移ろい
二人は今
最期まで見守りたい

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[マスオ]

ピュアで前向きな二人に心打たれる。女性だから、若いからできるなどと決して思わない。志が全てである。

2010/10/21

[masashi kumai]

人口2万人の瀬戸内海に浮かぶ島、周防大島。その島では2人に1人は高齢者だと言う。必ずやってくるこの国の将来を、先行して立ち向かう23歳のリエとナオミの介護日記。読後、父と母のことを考える。必ずや避けて通れない、高齢者が増えるという事について。

2011/12/06