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だれもしらないフシギな世界―湯浅政明スケッチワークス

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  • サイズ B5判/ページ数 205p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784847038877
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0076

出版社内容情報

『夜は短し歩けよ乙女』で第41回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞を受賞!
気鋭のアニメーション監督・湯浅政明、その魅力の全て!!

独創性の高い作品を世に送り出すことで、国内外を問わず数々の賞を受賞し“天才”と呼ばれる湯浅政明。
彼の才能が花開いた『映画クレヨンしんちゃん』から、初の長編オリジナル劇場作品『夜明け告げるルーのうた』に至るまで、「湯浅アニメ」の創造の過程が膨大なスケッチとコメンタリーによって明らかになる!
また本郷みつる、原恵一など共に歩んできた第一線のクリエイターたちが、本音で湯浅の実像を「証言」。
さらに押井守、大友克洋との対談「アニメーションのゆくえ」も収録したファン垂涎の一冊。

内容説明

膨大なアイデアスケッチと関係者の証言で浮かび上がる奇才の全貌。『夜明け告げるルーのうた』『夜は短し歩けよ乙女』『DEVILMAN crybaby』…アニメーション作家・湯浅政明の全アイディア。

目次

序章 ひろがる湯浅政明の世界
1章 原点を語る
2章 うみだされた世界
3章 アイディアの奔流
4章 スケッチからうまれる、ものがたり
5章 アニメーションはどこへ?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chacha子

3
湯浅政明さんの自由自在な線の動きに魅了されています。すごいよこの人。童心とセンスオブワンダー。

doji

1
恐ろしいようでかわいらしくもあり、批評的なようで天然なのかもしれない湯浅政明さんのあたまの中を覗くような本で、意外と素朴なこどもなような感覚で世界をみているのだなぁとシンプルな感覚があった。それでいてふと感じた社会への不安や違和感が、アニメーションという言語を通して雄弁に語られているのだなと思う。苦労を重ねてあたりまえに努力を続けている姿には「天才」とかんたんに表現してしまうことへの乱暴さも感じるし、この淡々と向き合う姿勢の中に爆発的な表現が飛び出すところに、やはり天才性もあらためて感じる。2021/07/23

MatsuNoHon

1
森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』の劇場版アニメーションの監督の、アニメへの想い、スケッチワーク満載の本。 クレヨンしんちゃんの劇場版作品の原画や設定などで、知られるようになったらしい。 アニメーションを生かしたキャラクターの動きや、おかしな舞台設定など、多彩なスケッチワークを見ることができる。 他の作品も見てみようかなー。2019/01/06

ピリカ・ラザンギ

1
湯浅政明監督が子供の頃に絵を書いていた時代からピンポンまでの話。設定デザインになった『クレヨンしんちゃんアクション仮面VSハイグレ魔王』('93)から『ピンポン』('14)まで。テキストはないけどデビルマン(’18)までのスケッチはある。カイバが好きなのだけれど、ケモノズメやカイバの反省が四畳半神話大系で生かされていたりする地続きな感じが面白い。前半のアニメーターなりたての頃の話は過酷で体と精神をやった話も載っていて、苦労してたんだなと思った。2018/10/15

みちしるべ

0
設定デザインを自分は好きなんだなぁ、って気づけた本。思えば、湯浅監督がアニメ化した「映像研に手を出すな」も設定デザインの面白さを描いている。2022/09/23

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