感想・レビュー
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なる
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小屋である。部屋ではなく小屋。それ単体で用途のある(はずの)建屋である。そんな小屋について、国内外あらゆる場所に点在している小屋の写真を紹介しつつ魅力を語っている大ボリュームの本。なにしろA4サイズで480ページ近くに渡りほぼフルカラーという気合いの入りっぷり。小屋という小さなスペースからカプセル、長じて黒川紀章にまで触れている。トタン屋根が多いのはやはり小屋の特徴か。今では何のために作られたのかがわからない廃墟然とした小屋も。江戸時代に流行った屋台や辻で商いを行う小屋がけ、というスタイルも特集。2024/07/03
tkm66
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資料2001/12/31