内容説明
仕事に打ち込んでいたときは、しんどくても充実感に包まれることもあった。そこで会社生活からおさらばしてみると、待ち受けるのはあり余る時間―。さらに、お金、健康、住居、子ども…と悩みは尽きない。そんな老後を気軽に楽しく過ごすためのヒントを紹介する。
目次
第1章 シニアに必須の「ご隠居のスキル」(「自分史」を書いてみる;「散歩」と行きつけの「喫茶店」 ほか)
第2章 「小商い」を仕事にして楽しむ(「プチ起業」して小銭を稼ぐ;「得意なこと」で収入を得る ほか)
第3章 シニアの「お金のリテラシー」とは(「養老保険」の落とし穴;生保が勧める「個人年金」にご用心 ほか)
第4章 「住まい」をどうするか?(「不動産業者」にカモられないために;「持ち家」か「賃貸マンション」か? ほか)
第5章 それぞれのシニアライフと「課題」(「夫婦」のほどよい距離感を保つ;「子ども」に美田を残すべきか? ほか)
著者等紹介
足立紀尚[アダチノリヒサ]
1965年兵庫県生まれ。新聞社勤務などを経て、ノンフィクション作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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むくどり77
2
定年後の環境の変化が著しい。まあ騙される案件は相当多そうだ。不動産、利殖、など。なるべく早い段階で真実を理解しておき、老後を迎える必要がある。結局のところ、お金を使いきって死ぬというのが難しい。2021/09/05
Asakura Arata
2
お金に関するところは参考になった。自分より若い人が高齢者のアドバイスをしているところは味噌。 いつも思うのだが、これから先も日本人の寿命が伸びて行くとは限らないのではないかということ。ひょっとしてそのうち「平均寿命が短縮する傾向にあるため、今のうちにこれはやっておけ」みたいな本が出るのでは。2018/05/27