内容説明
いまからおよそ150年前、第15代将軍徳川慶喜は朝廷に政権を返上し、急速な近代化が進められた結果、内閣制度が確立。トップとして内閣総理大臣が誕生した。初代の伊藤博文から現代の安倍晋三まで、歴代首相の数は62人。それぞれがそれぞれに、日本国の政治の局面を切り抜けてきた。どのような人物がどのように就任し、在任時の問題に対処し、政権の幕を引いたかは、そのまま日本の近代史に通じる。いわば各首相は歴史の主人公。主人公を知れば歴史が分かり、現在が分かる。本書は歴代総理大臣を全網羅。歴史を顧みて今を知る必携の書!!
目次
第1章 明治維新から大正デモクラシーまで(伊藤博文;黒田清隆 ほか)
第2章 治安維持法制定から太平洋戦争終結まで(若槻礼次郎;田中義一 ほか)
第3章 戦後の始まりから平成の幕開けまで(東久迩宮稔彦王;幣原喜重郎 ほか)
第4章 55年体制の崩壊と混迷の現在まで(宇野宗佑;海部俊樹 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomonori Yonezawa
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【地元図書館】伊藤博文〜当代までの総理を2頁、長期や功績多い総理は4頁で紹介。微妙な違和感もあるが、序盤はフラットなスタンスで紹介している。中盤からはライターの思想が尻隠さず。内閣総理大臣研究会とは何者ぞ?1章始まる前に執筆協力3名の名前があり、真ん中の人は関西でフカすの得意でーすと自称する代筆屋さんであろう。安倍晋三の評価にも異論はあるが、フカしの本領発揮は村山富市。無能無策を穏便な手法と表現し、クリティカルな功績に村山談話を掲げる。それに共感出来る人なら。俺は二度と読まない。発行所は鹿砦社、覚えとく。2018/03/04