内容説明
本書は、学生運動解体期の一九七〇年代前半を京都(同志社大学/京都大学)で過ごし潰滅的に闘った者による渾身の“政治的遺書”である。簒奪者らによる歴史の偽造に抗し、学生運動解体期=一九七〇年代‐京都の物語と記憶をよみがえらせ“知られざる真実”を書き残す!
目次
第1章 遥かなる一九七〇年代‐京都
第2章 「創作」夕陽の部隊
第3章 われわれの内なる“一九七〇年代”甲子園村だより
第4章 七〇年代初頭の京大学生運動―出来事と解釈 熊野寮に抱かれて
著者等紹介
松岡利康[マツオカトシヤス]
1951年生まれ。熊本出身。1970年同志社大学文学部入学。在学中、文学部自治会委員長(72年度)、第98回EVE(大学祭)実行委員長を務める。72年2・1同大学費闘争で逮捕・起訴され有罪判決。現在、鹿砦社代表
垣沼真一[カキヌマシンイチ]
1950年生まれ。東京出身。1970年京都大学工学部入学。在学中、熊野寮でノンセクトの学生運動に関わる。72年2・1同大学費闘争に支援に行き逮捕される(不起訴)。現在、翻訳・コンサル業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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